兵庫県警警部が捜査資料紛失 泥酔の挙げ句
奈良県警による安倍元首相の警護が問題にされたばかりですが、今度は兵庫県警本部生活安全課の課長補佐である警部が居酒屋で泥酔し、路上で寝込んだ際に所持していたカバンを盗まれたと報じられています。カバンの中には本来持ち出しが禁止されていた捜査関係資料が入っていたのだとか
あまりにお粗末な失態です。部外秘の捜査資料を持ち出したのも内規違反であり、しかもそれをカバンに入れたまま仕事帰りに部下の警察官と泥酔するまで飲酒するとは、警部として部下に範を示す立場の人間にあるまじき行動でしょう
兵庫県警はこのお盆の時期に、警察官20人から24人を配備してカバンを探してるとも報じられており、人件費の無駄遣いです
兵庫県警は14日、生活経済課の男性警部(49)が、事件関係者約400人分の氏名などの個人情報が記された捜査書類を紛失したと発表した。警部は上司の許可を得ずに無断で書類を持ち出し、居酒屋で飲食後、路上で寝込んで紛失した。悪用されたとの報告はないという。
発表では、紛失した書類は2通あり、1通には事件関係者約400人の氏名が、もう1通には関係者28人の氏名と住所のほか、逮捕した容疑者1人の氏名や住所などが書かれていた。
警部は12日、県警本部での業務に使うため、県内の警察署から書類を手提げかばんに入れて持ち出した。同日午後8時半頃から西宮市の居酒屋で部下2人と約2時間半、ビールや焼酎を計7杯飲んだ。店を出て、同市の自宅に徒歩で帰宅中、路上で寝込んだ。
警部は13日午前5時頃に目が覚め、かばんがないことに気づき、同日夕に県警に報告した。県警は、かばんが盗まれた可能性もあるとみて捜査している。
県警は捜査書類を許可なく持ち出すことなどを禁止している。
生活経済課の 甲斐かい 秀俊次席は「発見に努めるとともに再発防止のための指導を徹底する」とコメントした。
(読売新聞の記事から引用)
警察官といえどもこの時期は交代で夏期休暇を取得するはずで、それぞれ家族旅行とか帰省とか予定を立てていたはずです。しかし、この警部の失態により、本来休暇を取得できるはずの警察官を呼び出し、勤務させなければなりません。警察とて常の人が余っているわけではないのですから。特にこの時期、夏期休暇で休む警察官がいるため、各現場とも必要最低限の人数でやりくりしているのであり、重大事件発生なら休暇取り消しで勤務させられるのも仕方のないところですが、酔っ払って捜査資料を盗まれたバカな警部の尻拭いのため、夏期休暇を取り消されるのは何とも言い難いものがあります
当然ながらこの警部は降格処分で警部補に格下げとなり、県警本部から田舎の警察署に飛ばされるものと思われます。あるいは「責任を取れ」と諭され、退職願いを提出せざる得ない状況に追い込まれるか
それでも同情する気にはなれません
外での飲酒は1時間以内と決め、まずは帰宅するのを最優先させるよう部下を指導するのが彼の立場です
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