中学教師が暴行 非のない女生徒を殴る

教師による性犯罪を当ブログでは頻繁に取り上げています。ただ、学校内で起こる問題は教師の性犯罪だけではなく、教師による暴力もあります
世間一般には教師による暴力を体罰だと批判する人もいますが、教育的な指導だと肯定的にとらえる人たちがいまだに数多くいます
ただ、教師による必要性もない暴力、暴言も少なくないのであり、これを改めようと教育現場がどれだけ努力しているのか疑問です(いつまでもなくなりません)
最近でこそ生徒が携帯電話を所持しており、教師による暴力や暴言が記録され明るみに出るようになりましたが、それが教師による暴力や暴言の抑止になっているとすれば何とも皮肉な現象です
前置きはここまでにして、長野市の中学校で男性教師が女子生徒の脇腹を殴りつける事案がありましたので取り上げます
女子生徒には何ら非がなく、苛ついていた教師のとばっちりを受けた格好です


長野市教育委員会は2日、市内中学校に勤務する50代の男性教諭が教室で、2年生の女子生徒1人の左脇を右手の拳で殴り、肋骨(ろっこつ)打撲のけがをさせたと発表した。
暴力があったのは、朝の学級活動が終わった1日午前8時40分ごろ。その直前、何らかの会話をしていた別の生徒を探して教室の入り口に行ったところ、偶然居合わせた被害生徒が「あっちに行きました」と言った途端、殴ったという。
暴力を受けた生徒に非はなく、教諭は学校の調べに「いらいらしていた」と話したという。経緯の詳細は学校と市教委が調べている。
殴られた生徒は市内の病院で受診。4日以降に再受診する。生徒の保護者は事態を県警に相談し、学校も県警に報告したという。
(毎日新聞の記事から引用)


学校名は既に特定されていますが、教師の名前は各報道でも伏せられたままです。長野市教育委員会が教師の名を伏せており、公表する気はないのでしょう
被害を受けた生徒が警察に被害届を出したかどうか、はっきりしません(警察に相談している、という段階のようです)
長野市教育委員会は事実関係を確認した上、この教師を戒告処分にでもすると思われます。が、転勤させたりはせず、現在の中学校に置いたままでしょう。学校及び教育委員会は「戒告処分をしたので決着した」との扱いです。戒告を受けた場合は勤務評価が下がり、期末に支給される勤勉手当が2万円から3万円減額されます
被害を受けた生徒は病院で受診していますが、この費用は独立行政法人「日本スポーツ振興センター」の共済給付金から支給されるものと思われます。これは以前、学校安全会の担当していた事業を継承したもので、学校や部活での怪我、事故の補償を行うものです
生徒や保護者が教師に慰謝料を請求しようというのであれば、長野市を相手取って訴訟を提起するしかありません(公務員個人への賠償を求めることはできず、任用権者:長野市を相手取って訴訟を起こすしかありません)。訴訟の費用と手間を考えると割に合わない話です
刑事事件としては被害届が出れば捜査をするでしょうが、逮捕には至らず警察に出頭を求め、事情聴取をするはずです。検察に書類送検はするものの、不起訴になると予想します(すでに戒告等の行政処分を受けている、との理由で)
なので、この暴力教師はクビになったりはせず、そのまま今の中学校に在職するわけです
こんな教師がいて、毎日苛ついている状態では生徒たちが迷惑でしょう
保護者と生徒が中心になり、この教師を教育現場から外すよう署名を集め、長野市役所に提出するとかしないと何も変わりません

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