田中聖容疑者　執行猶予判決から９日で再犯・逮捕: 夾竹桃日記

2022年06月30日

田中聖容疑者　執行猶予判決から９日で再犯・逮捕

「KAT－TUN」のメンバーだった田中聖（３６歳）が執行猶予付き有罪判決を受けてから９日目にして、再び覚醒剤所持で逮捕されています

田中容疑者は名古屋市内のホテルで覚醒剤使用し、指定薬物を含む危険ドラッグ「ＲＵＳＨ（ラッシュ）」の液体を所持したとして懲役１年８月、執行猶予３年の判決を受けたばかりです。逮捕・起訴されたのが１回目なら執行猶予を付ける、という判例をバカみたいに踏襲する裁判所の判断がいかに愚かで間違ったものであるかが分かります

今回の逮捕で執行猶予が取り消され、懲役１年８月の刑が上乗せされるはずですが、もしかすると再度執行猶予付き判決を裁判所は出すかもしれません。当然、田中容疑者はまたまた覚醒剤に手を出すでしょう

アイドルグループ「KAT－TUN」の元メンバー、田中聖容疑者（36）が覚醒剤を所持していた疑いで逮捕されました。9日前に執行猶予付の有罪判決を受けたばかりの田中容疑者。何があったのでしょうか。

今年2月に逮捕された後、田中聖容疑者が語っていたのは罪を背負う覚悟でした。

田中聖容疑者：「例え、どんな理由があろうともしてはいけないことをしてしまったという事実は決して許されるべきではないと思います」

覚醒剤を使用した罪などで執行猶予付きの有罪判決を受けたのは今月20日のことです。

それから9日後…。

田中容疑者は29日午後10時ごろ、千葉県柏駅前で現行犯逮捕されました。覚醒剤を所持していた疑いが持たれています。

警察官が職務質問をしようとしたところ商業施設に入るなどして数時間、逃げ回っていたという田中容疑者。

警察官が礼状を取って所持品検査をすると意外な場所から覚醒剤が見つかりました。

ズボンと体の隙間から覚醒剤の入った袋が出てきたということです。

田中容疑者は「覚醒剤を持っていたことに間違いない」と容疑を認めています。

今月、覚醒剤の使用などの罪に問われた裁判の中で田中容疑者は今後について、こんなことを話していました。

田中聖被告（当時）：「自分の一番大切な人たちを傷付けてしまって最低な行為だと思っています。二度とこのようなことがないよう、しっかり自分を見つめ直したい」

薬物を断ち切る思いを口にしていたにもかかわらず、なぜ判決直後に再び覚醒剤を所持していたのでしょうか。

（中略）

日本ダルク広報・三浦陽二さん：「まず人が寄って来やすい。特に薬物を持っている人なんかも寄って来やすい。僕は普通に歩いていても前に（薬物の）経験があったと分からないからそんなに寄ってこないでしょうけど、彼の場合は芸能人であって薬物の経験があると分かっているから、そういう薬を売りたい人が寄って来やすいと思う。（今後は）まず第一に本人がやめたいという気持ちが一番最初に大切だと思います」

（テレビ朝日の記事から引用）

田中容疑者は覚醒剤から足を洗おうと自助グループに参加し、覚醒剤乱用者と体験を語り合って更生への取り組みをしていた、との証言もあります。が、実際には覚醒剤の売人を求め、夜の街をふらふらと歩き回っていたわけです

覚醒剤やその他の薬物に手を出さないようにするため、入院する選択肢もあったはずです。自分で生活をコントロールできないのであれば、病院に半ば隔離された状態を用意してもらうのがベストでしょう

ただし、自由気ままな生活を止められない田中容疑者は入院するつもりなどなく、「自分でクスリは止められる」と安易に考えていたのかもしれません

もっともＴＯＫＩＯの山口達也みたいに、アルコール依存症治療のため入院しておきながら、退院するとすぐ焼酎をがぶ飲みして問題を起こす人間もいます。隔離されている間は薬物を断てますが、その後退院してからどうするかが課題です

裁判官が公判でどれだけ時間をかけて説教しても覚醒剤は止められないのであり、執行猶予をつけるなど無駄だと自分は思います（田中容疑者の逮捕はこれが３回目）

田中容疑者は自分をまだ芸能人だと思っているのでしょうが、現実には薬物中毒者でしかありません。このままなら何度でも逮捕され、刑務所に入ったり出たりの人生になってしまいます

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