痴漢と疑われ逃走 転落死(横浜)
5月25日水曜日の朝7時過ぎ、私鉄車内で痴漢行為を疑われた男が駅の事務所に連行されたのですが、警察官の到着を待っている間に事務所の窓から逃走を図ったものの、駅ホームの屋根を突き破って転落死、搬送先の病院で死亡が確認される事件がありました
転落死したのは60代の男性と報じられただけで、詳細は不明です
痴漢を疑われた男性が転落死した。横浜市にある京浜急行・金沢文庫駅。東京のベッドタウンにあり、特急なども停車する。
事故は朝の通勤ラッシュの時間帯に起きた。60代男性が駅の上にある事務所からホームに転落したのだ。
男性は電車の中で女性に痴漢をしたと疑われ、他の乗客に事務所へ連れて行かれた。
警察の到着を待っている最中、駅員が少し目を離している隙に「ドスン」という音が。
ホームの屋根に空いた穴。確認すると、男性はすぐ下にあったこの屋根を突き破り、ホームに転落していたという。
窓からホームまでの高さは約8メートル。男性は窓から屋根に飛び移り、逃走しようとして転落したとみられていて、その後、搬送先の病院で死亡が確認された。
駅の利用客にけがはなかった。警察は痴漢行為が実際にあったかなどを含め、詳しい状況を調べている。
(FNNプライムオンラインの記事から引用)
駅のホーム上にかかっている屋根はおそらくスレート屋根だと思われます。セメントを薄く伸ばした屋根材で軽いのが特徴ですが、強度はなく人が飛び乗れば破損して穴が開きます。なので、ホームのスレート屋根の上を走って逃げるなど不可能です
ただ、容疑をかけられた60代の男性は逮捕されるのが嫌で、ともかくも駅事務所から逃げ出したかったのでしょう
痴漢で逮捕と聞くと、「それは冤罪じゃないのか。冤罪で人生を滅茶苦茶にされる人もいるんだぞ」と気色ばむ人もいるわけですが、痴漢の疑いがすべて冤罪とは限りません
逆に、駅事務所へ同行を求められた際に駅員に食ってかかったり、駅員の胸ぐらを掴んだりすれば疑われるだけです
それにしても、今回の件では被害を申し出た女子高生も駅の事務所にいたと思われますので、容疑者が事務所の窓から逃げ出し、屋根を突き破って転落死する状況の一部を垣間見ていたのではないかと想像します。彼女が容疑者の死に責任を感じ、自分を責めることのないよう周囲の人たちが配慮するよう望みます
また、事件としては被疑者死亡のまま書類送検して決着すると思われ、最終的にはシロかクロかはっきりしないままという状況になりかねません。なので、被害者は余計にもやもやした気持ちが残る懸念があります。容疑者が犯人だと断定されたなら、少しは気が晴れるはずです
(関連記事)
防衛省キャリア課長が痴漢で逮捕
電車で女子中学生に体液 元教頭は罰金40万円
電車で女子中学生に体液 教頭は懲戒免職
電車で女子中学生に体液 教頭逮捕
慶大生 今度は痴漢で逮捕
日立の企画本部長がチンチン出して逮捕 その後は
駅で10年待ち伏せ ストーカー男逮捕