愛知県警本部捜査四課長 盗撮で停職処分・退職

今年の3月、同僚と酒を飲んで帰宅する途中のJR東海道線車内で、女子高生を盗撮した容疑で逮捕された愛知県警本部捜査四課長、妹尾利彦容疑者(59)について停職3カ月の懲戒処分にしたと報じられています。妹尾容疑者は依願退職しました
定年退職まで残りわずかだったのですが、性犯罪者が警察官の職にとどまるのは大間違いです


2022年3月、盗撮の疑いで逮捕された、愛知県警で暴力団捜査を担当する警察官が、懲戒処分を受けました。
愛知県警の警視で捜査四課の妹尾利彦前課長(59)は3月28日、JR東海道線の車内で、女子高校生の太ももを服の上からスマートフォンで盗撮した疑いで現行犯逮捕されていました。
その後の調べで、妹尾前課長は「自分を抑えられなかった」と容疑を認めた上で「これまで20回くらいやった」と話し、スマートフォンなどからは女性の静止画90枚あまりが見つかっていました。
妹尾前課長は28日付けで停職3カ月の懲戒処分となり、「誠に恥ずかしく取り返しのつかない犯罪をして申し訳ない」などとして、28日付けで辞職しました。
(東海テレビの記事から引用)


盗撮行為の件迷惑防止条例違反事件についてはまだ、刑事処分が出ていないようです。おそらく罰金刑で決着するはずです
元県警本部の課長で階級は警視でしたが、停職となる懲戒処分を受けて降級扱いとなり警部の階級で退職となったはずです。退職金計算のベースとなる俸給も降級によって下がりますので、300万円くらいは受取額が減るのでは
前にも書いたように県警本部の課長で退職となれば、関連団体への天下りが用意されたはずです。依願退職によって(新聞報道で名前が出たことによって)、天下り先の斡旋は消えたのかもしれません
まあ、どこかの会社が番犬のかわりに雇う可能性はありますが
男というのはそうまでして盗撮行為にのめり込むものなのでしょう。盗撮する行為自体が目的化し、盗撮そのものが快楽になってしまったのだろうと推測します。撮り貯めた動画を繰り返し鑑賞していたのではなく
傍から見れば異常な行為なのですが、本人はそれが楽しくて止められなかったのでしょう
捕まるまで止められなかった、自分で歯止めをかけられなかったという事件です
追記:名古屋地検は妹尾容疑者を不起訴処分としています。いつものように「既に停職3カ月の懲戒処分を受け、社会的な制裁が済んでいる」との理由なのでしょう

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