新潟妻子殺害　繰り返し殺害を計画・実行: 夾竹桃日記

2022年05月23日

新潟妻子殺害　繰り返し殺害を計画・実行

２０２１年１１月、新潟市の看護師の男が生後間もない娘と妻をロープで絞殺し、逮捕される事件がありました。その後の調べて渡辺健容疑者は塩化カリウムを勤務先の病院から盗み出し、これを注射して心不全に見せかけて殺害する計画を立てたり、睡眠導入剤を飲ませた上で交通事故に見せかけて殺害する計画を練っていた疑いが浮上しています

そうまでして妻子を殺害しようと思い極めていたのかと思うと、ぞっとします

新潟市南区の元看護師の男が妻と長女を殺害した罪などで起訴され、睡眠薬を使った殺人未遂容疑でも再逮捕された事件について、男は携帯電話で殺害方法や自殺の方法について調べていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

17日に殺人未遂の疑いで再逮捕された新潟市南区の元看護師・渡辺健容疑者（29歳）は、19日午前に新潟地方検察庁へ身柄を送られました。調べによりますと、渡辺容疑者は去年3月、妻の春香さんの飲み物に睡眠薬を入れ、交通事故を起こさせ、春香さんと当時生後5か月だった純（すなお）ちゃんを殺害しようとした疑いが持たれています。渡辺容疑者は容疑を認めているということです。

渡辺容疑者は今回の殺人未遂事件の他に、去年9月に塩化カリウムを盗み妻の殺害を準備した事件と、11月に2人の首を絞めて殺害した事件ですでに起訴されています。その後の捜査関係者の取材で、渡辺容疑者のスマートフォンに殺害方法や自殺の方法などに関する検索履歴が残されていたことが分かりました。

また去年9月、当時勤務していた病院から塩化カリウム10本を盗み、妻の殺害の準備をしたとされる事件については「注射器を使って腕の血管に塩化カリウムを打とうとした」と供述していることも捜査関係者への取材で新たに分かりました。自宅からは塩化カリウムと注射器が見つかっていたということです。

渡辺容疑者は「夫婦間でトラブルがあり、関係を断ち切りたかった」という趣旨の供述をしているということで警察は、執拗に繰り返し殺害の機会を狙っていたとみて調べを進めています。

（新潟放送の記事から引用）

事件の背景はまだよく分かりません。単に妻と離婚するだけではダメだと渡辺容疑者は考え、殺害計画を練ったものと考えられます。離婚して慰謝料や養育費を負担させられるのが嫌だったのか？

憶測するなら、渡辺容疑者は職場の女性看護師と不倫関係になり、妻と分かれて結婚するつもりであったのかもしれません。しかし、新生活を始める上で妻への慰謝料や養育費支払いは重い負担になるため、殺害してしまおうと思い立ったのか？

あれこれ殺害計画を練った割には、生後５カ月の自分の娘をロープで絞め殺すという鬼畜の犯行に踏み切ったのであり、そこまで追い詰められていたのでしょうか？よく分かりません

不倫相手の女性には、「妻と分かれて君と結婚する」と約束したものの、いつまでも離婚しないことを相手の女性から責められなじられたとか、想像すればきりがありません

刑事ドラマのように完全犯罪を目論んだところで、完璧にそれをこなすなどできないのであり、どこからし無理がありミスが起こるものです（殺人トリック自体がそもそも無理筋なわけで）

記事にもあるように、犯行を認めているようなので、取調べの場であれこれ語っているのでしょう

ただ、容疑者が犯行についてペラペラしゃべるからといって、それが事実であるとは限りません。自分に都合よく事実をすり替え、自己弁護を織り交ぜる可能性もあります

追記：渡辺被告は殺人罪および殺人予備罪で起訴されています