自民滋賀県連事務局長　強姦の次は３６００万円横領: 夾竹桃日記

2022年04月29日

自民滋賀県連事務局長　強姦の次は３６００万円横領

滋賀県高島市の市議会議員が薬物を用いてレイプした容疑で書類送検された、との報道を取り上げるつもりでしたが、その前に自民党滋賀県連の元事務局長小島雄一郎被告がどうなったのか、続報を検索してみました

小島被告は１８歳の専門学校生ら２人と援助交際の約束をしたものの、２人が金を受け取った後に逃げたため、これを追いかけて捕まえ強制性交に及んだとして逮捕・起訴されています。初公判が昨年１０月なので、判決が出ているものと思うのですが、判決公判の記事が見当たりません

その代わり、小島被告が自民党滋賀県連の保管していた政治資金３６００万円を横領した疑いがある、との報道を見つけました

自民党滋賀県連の小島雄一郎前事務局長（４４）が平成２７年～令和３年、同党県議団の政務活動費の口座や県連の口座から現金計約３６００万円を不正に引き出し私的に流用していたことが２３日、県連への取材で分かった。前事務局長は県連の調査に現金の引き出しを認めたが、詳しい使い道は明かしていないという。

県連の調査によると、小島前事務局長は自身が管理していた政活費口座から毎月数回、計約２千万円を引き出した。県連の口座から同額を穴埋めに回したほか、他に約１６００万円の不正な流用も判明した。県連は、流用分が返済されない場合は刑事告訴を検討する。

小島前事務局長は事務局勤務を経て、平成２９年４月から事務局長を務めていた。昨年８月に強制性交罪で起訴され、同９月に懲戒解雇された。一方で政活費口座の不審な支出が判明し、県連が調査していた。

（産経新聞の記事から引用）

性犯罪だけでなく横領までやっていたとは。よくもまあ、そんな人物を事務局長などに据えたものだと呆れます

資金管理も杜撰であり、通常なら事務局内に出納責任者を置いて管理し、月末には事務局長他複数名で帳簿と現金、預金残高を突合して確認するところです。しかし、事務局長１人で金の出し入れができ、誰も預金残高や帳簿の確認をしていなかったとは…

この件も続報が見当たらず、どうなったのか不明です

小島被告が横領を認め、３６００万円を返済したのであれば刑事告発は免れたでしょうが、そうでなければ再逮捕されるはずです

強制性交罪の裁判の方は一時中断し、横領事件の追起訴を待っている状態とも考えられます

小島雄一郎被告の結婚式には安倍晋三元首相も出席していた、との話もあり、小島家は政治家の血筋なのでしょうか？

世襲制がはびこる自民党ですから、あの小島さんの孫だから息子だからと、とんでもない人物を事務局長に据えてしまったのかもしれません

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