宇都宮線暴行のイキりホスト宮本一馬 起訴
今年1月、JR宇都宮線の列車内で喫煙していたホストが、注意してきた高校生にブチ切れ暴行を加える事件がありました
逮捕された宮本一馬容疑者は2カ月の精神鑑定を経て起訴されたと報じられています。暴行を受けた高校生は顔の骨を折り、6カ月の重症を負っています
宇都宮地検栃木支部は8日、JR宇都宮線の車内で喫煙を注意した男子高校生に暴行を加え重傷を負わせたなどとして、宇都宮市のホストクラブ従業員、宮本一馬容疑者(28)を傷害罪、強要罪などで起訴した。約2カ月間の鑑定留置で精神鑑定を行った結果、十分な刑事責任能力を有していたと判断。取り調べ中に検察官を脅迫したとして、公務執行妨害罪でも起訴した。
起訴状によると、宮本被告は1月23日正午過ぎ、走行中の宇都宮線車内で当時17歳の高校生に土下座を強要した上、殴る蹴るの暴行を加えて顔の骨を折る大けがを負わせたとしている。
また傷害容疑で逮捕後の2月1日、同支部での取り調べ中に「あんま人をばかにしたしゃべり方すんなよ」「暴れるとき、マジで暴れるぞ」「女には手上げへんけど、男には手上げるからな」などと男性検察官を脅迫したとしている。
同支部は宮本被告の認否について明らかにしていない。
事件は、公共交通機関での理不尽な暴力行為として注目を集めた。鑑定留置を行った理由について、捜査関係者は「あまりに悪質な犯行のため、裁判で弁護側は刑事責任能力の有無を争点にするしかない。その可能性を事前になくすためだろう」と話した。
(産経新聞の記事から引用)
奈良県出身の宮本被告は地元でも知られた暴れん坊だったそうで、中学卒業後は家を離れ家族との交流はないと週刊誌が報じています
昔から「喧嘩上等」のいわゆるヤンキーだったのでしょう
それが関西でホストになり、上京して歌舞伎町のホストクラブに勤務したものの、トラブルを起こして栃木へ移ったと書いているサイトがありますが、裏付けがあるかどうかは不明です
ケンカ慣れしているのか、相手構わずケンカをするのが常態化しているのか判断はつきませんが、キレたら抑えが効かない人間なのかもしれません。鑑定留置を実施したのは、上記の記事では「刑事責任能力の有無が争点になりそうなので先手を打った」と書かれていますが、まずは覚醒剤など薬物使用を疑い、さらに精神障害を疑ったためだと思われます
起訴前の取り調べは警察の領分ですが、勾留請求や鑑定留置の請求の際には検事が対面で質疑をしますので、その際に記事にあるような暴言を検事に向かって吐いた、という経緯が考えられます
宮本被告の言い分は「相手が先に手を出した」というものですが、禁煙の車両内で喫煙していたのは宮本被告であり、高校生はそれを注意したのですから非は宮本被告にあります。反省もせず、慰謝料や治療費の支払いもしないのであれば、傷害罪で懲役7年くらい求刑するべきでしょう
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