小学校講師 12歳男児へのストーカーで懲戒免職
世間一般は3連休です。学校は新学期の準備に追われている頃でしょう
しかし、ニュースを眺めてみれば、「通勤途中の55歳教師が電車内で痴漢」とか「同僚教師の歯ブラシをくわえて停職処分」とか、「教え子をホテルに連れ込んでキス」とか、「女性教諭のスカート内を盗撮して懲戒免職」といった報道が並んでいます。もちろん教育関係者のごく一部が性犯罪を繰り返しているわけですが、それにしても多すぎでしょう
教育委員会で人事を担当する人間が言うには、「教員志望者の数も質も低下しており、正規の教員になれないまま講師として転々としている人物は何かしら問題があるとは思うものの、欠員を補充するため採用せざるを得ない」のだとか
どおりで最近、小中学校の講師を務める人間の性犯罪が目につくわけです
よほど問題がない限り、教育系大学卒業と同時に正規の教員として採用される人が大多数であり、そこで採用に至らなかった者が講師の職に就くのでしょう。ただ、正規の教員に採用されなかったとして何が不足しているのか、何の問題があるのかは人それぞれなので一括にはできません
さて、香川県では小学校の講師をしてた男が12歳の少年へのストーカー行為で逮捕され、懲戒免職処分を受けたと報じられています
丸亀市の小学校の講師が、未成年の男の子に性的な行為やストーカー行為を行ったとして、3月17日付で懲戒免職となりました。
懲戒免職となったのは、丸亀市の市立小学校に勤務する西谷優太講師(27)です。
香川県教育委員会などによりますと、西谷講師は、2021年、善通寺市内の自宅で、13歳未満の男の子に対し、性的な行為を行い、それを撮影した動画を携帯電話に保存したほか、その後、面会や交際を求めて、電子メールや電話を繰り返したということです。
西谷講師は、強制わいせつやストーカー規制法違反などの罪で起訴され、現在、公判中です。
県教委が裁判を通じて事実確認を行い、判決前の懲戒処分となりました。
県教委の聞き取りに対し、西谷講師は、申し訳ないという主旨の話をしているということです。
(岡山放送の記事から引用)
13歳未満と欠いているのでおそらくは12歳であり、西谷優太容疑者の勤務する小学校の教え子でしょう(被害者を特定する意図はありません)
西谷容疑者は講師といえど教員の端くれですから、12歳のこどもに性行為を強要すれば犯罪であると理解していたはずです。「知らなかった」は通用しません
自宅に遊びに来るよう誘い、服を脱がせて性器を触るなどした上で動画に撮影し、これからも関係を続けるよう強要したものと推測します。「従わないなら動画をばらまく」とか脅して
別の報道を見ると、被害に遭った男児は西谷容疑者に対し、「メールを送らないでほしい」という意思を伝えられたにもかかわらず、メールを送信したり電話をかけるなどしてなど男児を誘い出そうとしていたようです。一度、性行為をしたからには自分の意のままにできると思い込んでいたのか、男児に強い恋愛感情を抱いていたのか?
ただ、公判の場では「好意の感情はなかった」と否定しています。それなら余計に「なぜ?」と思ってしまいます
裁判の結果について四国新聞に記事が掲載されたようですが、生憎と有料配信記事なので読めません。見出しからすれば、執行猶予付き有罪判決が下されたようです。懲戒免職処分を受け、社会的な制裁が科されていると考慮した結果なのでしょう
西谷容疑者がどう釈明しているのかは分かりませんが、27歳まで講師という不安定な身分を甘受していたのは小学校に勤務して男子児童相手にあんなことやこんなことをしたいと欲情していたから、と勘ぐられても仕方のないところでしょう
ただ、有罪判決が出たからといってストーカー行為が止まないケースもあります。しばらくは警戒を続けなければなりません
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