ウクライナ大統領国会演説を猛批判する鳥越俊太郎
ロシア軍がウクライナに侵攻して3周間になります。この軍事行動については機会を見て取り上げるつもりでいますが、ジャーナリスト鳥越俊太郎がツイッターで「日本の国会でウクライナ大統領が演説するなどけしからん。絶対反対」と主張している件を知りましたので言及します
まずは鳥越俊太郎の言い分を検討しましょう
ウクライナのゼレンスキー大統領が23日に日本の国会でオンライン演説を行う予定であることを受け、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が17日に自身のツイッターを更新。激しい反対の意向を示した。
鳥越氏は「ウクライナ大統領が日本の国会でオンライン演説をするそうだ。紛争の一方の当事者の言い分を、国権の最高機関たる国会を使っていいのか?国民の声も聞かずに!中国・台湾紛争でも台湾総統の演説を国会で流すのか?」とツイート。ゼレンスキー大統領の国会演説に疑問を呈した。
さらに「私はゼレンスキーに国会演説のチャンスを与えるのには反対する!どんなに美しい言葉を使っても所詮紛争の一方当事者だ。台湾有事では台湾総統に国会でスピーチさせるのか?」と猛反対。「紛争の当事者だ。何を言うか、分からんねぇ?国民は許さない。たとえ野党まで賛成してもだ‼」と持論を展開した。
ゼレンスキー大統領はアメリカ、カナダ、ドイツなどの議会でオンライン演説を実施。16日に米連邦議会で行った演説では、第2次世界大戦における日本軍による「真珠湾攻撃」を持ち出し、話題となった。
(よろず~の記事から引用)
状況判断
世間一般はロシア軍の攻撃にさらされているウクライナに同情していますし、プーチン大統領のウクライナ侵攻に大義も名分もありません。かつてのソビエト連邦を復活させるため、分離した国に圧力をかけ言いなりにしようとする野心があるのみです
しかし、この事態に直面して「ウクライナに問題がある」と発言したサッカー選手の本田圭佑が猛烈な批判を浴び、「ウクライナは勝てないから降伏すべき」と発言したテリー伊藤も批判を浴びています
本田圭佑は、「自分は平和について語っているのに、それを誤解している人間がいる」などと反発していますが、彼の主張はロシア寄りとしか言いようがないので批判されるのは当然かもしれません
さて、上記の鳥越俊太郎の主張に戻りましょう
鳥越理論
紛争当事国と鳥越俊太郎は決めつけているのですが、多くの日本国民はこれを疑問視するでしょう。ロシアから一方的に攻撃されている側だ、とみなしているからです
上記のようにゼレンスキー大統領はすでにいくつかの国の国会で演説を行い、ウクライナへの支援を呼びかけ、ロシアの蛮行を批判しています
鳥越俊太郎にすれば、ウクライナへの支援がどのような形であれ、紛争当事国への肩入れとなり、日本の紛争に巻き込まれるから拒絶すべきだとの理屈なのでしょう
憲法第九条を掲げ、戦争を放棄した日本としてはウクライナ、ロシアどちらにも加担すべきでないとの考えがそこにはあるわけです
ロシアは潜在的敵国
プーチン大統領の独裁体制を指摘するまでもなく、ロシアは民主主義国家にとって脅威であり、いわば潜在的な敵国です。政変があってプーチンの独裁に終止符が打たれた場合は別ですが
ウクライナを支援するのはロシアの脅威に対抗する上でも重要であり、他国の紛争だから関わるなという鳥越俊太郎の理屈には賛成できません
現時点ではプーチンの野望を打ち砕くことこそが重要であり、それこそが世界の安定と繁栄につながります。核戦争も辞さないと言明する頭のイカれたプーチンをそのままにして、日本の平和などありえません。「憲法第九条があるから」との口実で日本が傍観者でいられる状況ではないと理解する必要があります
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