眞子様の皇族復帰はなし 継承問題はどうなる
2度目のニューヨーク州司法試験を受験すると伝えられている小室圭氏。不合格となれば日本で猛烈なバッシングを浴びると予想されるだけに、弁護士になるのを諦めて帰国、という選択はないのでしょう
それは同時に眞子様の帰国もなく、皇族復帰もないという話になります
皇室のあり方を検討する「有識者会議」は女性宮家の創設と、戦後に皇籍離脱した旧皇族の男子を養子として迎え入れられるようにする案の2を提言したところですが、実効性としては疑問が湧きます
当ブログでこれまでにも述べてきたように、安倍晋三元首相と日本会議は旧皇族の皇籍復帰を唱えています。ただ、反対意見もあるため、今回の提言のように養子縁組によって旧皇族の男子を皇籍へ復帰させるアイディアが示されたのでしょう
つまり女性皇族方に旧皇族の男子との結婚を迫る内容です。まあ、競走馬の交配じゃあるまいし…と思ってしまいます
本人の意志より皇族の血統維持が最優先、とガチガチの保守派の方々は考えているわけです
デイリー新潮にその辺りの事情を説明した記事が掲載されていますので、取り上げます
皇籍復帰の最筆頭「賀陽家」とは? 有識者会議で示された「皇位継承順位系図」の中身とは
明治時代に創設され、戦後に「臣籍降下」しながらも、現在の当主は天皇陛下のご学友で、かつては紀宮さまの“お相手”にも擬せられていた――。そんな唯一無二の名門「賀陽(かや)家」が目下、関係者の間でがぜんクローズアップされている。
有識者会議は昨年末、最終報告を政府に提出したばかりである。
「報告は“女性皇族が結婚後も皇室にとどまる”“旧皇族の男系男子を養子に迎える”の2案を軸にまとめられました。女性・女系天皇の是非など、本来の議題である皇位継承策については先送りし、ひとまず皇族数の確保を優先した格好です」(皇室ジャーナリスト)
ここで言う「旧皇族」とは、1947年10月、GHQの意向を受けて皇籍離脱した11宮家51人を指す。以来75年、一般人として生活してきたその末裔には、2700年にわたって受け継がれてきた皇統の「Y染色体」を有する未婚の男性が少なからずいる。彼らを養子として迎え入れ、次代以降の皇族数を増やすとともに、皇位の安定的継承にも備えようというのが、案の趣旨である。
「先日のNHK世論調査では『旧皇族の男系男子を養子に迎える』案について賛成41%、反対37%と二分されました。旧皇族といっても、離脱された方々は現在の皇室とは男系で約600年の隔たりがある。子孫らは普通の暮らしを営み、文字通り世俗にまみれてきました。世間の実感としては“いきなり皇族を名乗られてもピンとこない”との思いもあるでしょう」(同)
GHQの意向で失われた仕組み
それでも、皇室制度に詳しい国士舘大学の百地章特任教授は、
「室町時代以降、皇統は4家の『世襲親王家』によって支えられてきました。天皇家に男系の血筋が途絶えた時はその家から天皇を出すという“血のリレー”を続けてきたのです。4家のうち伏見宮の家系だけが続き、それが離脱した11宮家の方々へと連なりました。GHQの意向で失われたこの仕組みが今回、再び日の目を見たのは画期的なことだと思います」
肝心の皇位継承権者は秋篠宮さまと悠仁さま、常陸宮さまのお三方しかおらず、
「将来、悠仁さまのご家庭に男子がお生まれになれば望ましいですが、万が一の際は、お支えする宮家がなくなってしまうおそれもある。すみやかに旧宮家の男系男子を皇室にお迎えし、その体制を整えていくことが重要だと思います」(同)
独身の若い男系男子がいる4家
もっとも現行の皇室典範では、皇室が養子を迎えることは禁じられている。
「明治に入って永世皇族制度が採用され、皇族が増えていく中、国の財政的見地から皇族数の増加を抑える必要が生じ、養子が禁止されてしまったという経緯があります。反対に現在は皇族数の減少が懸念されているのですから、例えば皇室典範と一体をなす『養子特例法』を作って迎え入れ、独立する際に新しい宮家を創設してもよいのではないでしょうか」(同)
実際に、離脱した旧宮家の中には「その時」に備えるかのように男系の血脈を受け継いでいる家庭も少なくない。冒頭の賀陽家は、まさにその筆頭なのである。先のジャーナリストが言う。
「11宮家のうち、現時点で独身の若い男系男子がいるのは賀陽家、久邇家、東久邇家、竹田家の4家。あわせて10人は下らないといいます」
(以下、略)
記事の結びは男系男子が皇位を継承すべき、との結論になっています
他方で、ヤフーニュースのコメント欄には「愛子様の立皇子が先だろ」との意見が寄せられており、愛子様による女性天皇誕生を見たいと望む人が少なくないと分かります
ガチガチの保守派にすれば「女性天皇などとんでもない」のであり、先に上げた政府の有識者会議でも女性天皇については触れていません
デイリー新潮の記事でも、日本の皇室はヨーロッパの王室とは違うとし、男系男子による皇位継承こそが皇室のあるべき姿だとの考えが示されています
おそらく女性天皇を見たいと望む人は、ヨーロッパでは女性が王位を継承するのが当たり前なのだから、日本も男系男子に執着するべきではない
と考えるのでしょうし、それが日本の皇室のあり方だと説得されても納得しないでしょう
加えて不謹慎ながら、「女性天皇の方が萌えるし」との考えもあります
奈良・平安時代から皇位継承をめぐり、血なまぐさい争いが繰り返されてきた側面もあり、原則や慣例がしばしば歪められてきました
光孝天皇の子は臣籍降下により源定省(さだみ)となりましたが、その後に宇多天皇として即位しています
摂政太政大臣として権勢を極めた藤原基経のゴリ押しによるものですが、経緯はともかく即位してしまえば天皇と認めざるを得ません
いまさら皇位継承を巡る内戦やクーデターなど、国民は望まないのであり、きちんと継承の決まりを整えてもらいたいと思うばかりです
光孝天皇の子は臣籍降下により源定省(さだみ)となりましたが、その後に宇多天皇として即位しています
摂政太政大臣として権勢を極めた藤原基経のゴリ押しによるものですが、経緯はともかく即位してしまえば天皇と認めざるを得ません
いまさら皇位継承を巡る内戦やクーデターなど、国民は望まないのであり、きちんと継承の決まりを整えてもらいたいと思うばかりです
(関連記事)
愛子さまの婿候補情報乱発
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/498583670.html
小室圭氏も暴露本? ヘンリー王子の2匹目の泥鰌
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/496960136.html
朝鮮日報からもコキ下ろされた小室圭氏
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202205article_10.html
「小室さん眞子さんの生き辛さ」と書くAERAの記事
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202205article_1.html
皇位継承議論 女性天皇を議論しない不思議
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202112article_41.html
皇位継承議論 かき回す安倍晋三
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202112article_40.html
小室圭 NY司法試験不合格で波乱
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202110article_54.html
眞子さま結婚 マスメディアへの怒り爆発
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202110article_47.html
眞子さま結婚問題 小室殿下を国民は受け入れるか
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202105article_27.html
眞子様結婚問題 小室母「天皇陛下に会わせろ」要求
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201902article_5.html
眞子様ご結婚の障害 小室母が皇室に金銭求める
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201802article_17.html
眞子様ご結婚延期を考える
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201802article_13.html
秋篠宮家眞子さま婚約と女性宮家問題
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201705article_16.html
女性宮家創設へ動く政府 皇室典範改正
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201112article_3.html
秋篠宮家眞子様、プライベート写真流出騒動
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201111article_13.html
日本の皇室に嫉妬する韓国
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201105article_52.html
愛子様不登校問題 デヴィ夫人の暴言
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201003article_27.html
学習院で学級崩壊 愛子様不登校事件
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201003article_14.html
愛子様不登校問題 皇族方の学習院離れ
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201003article_31.html