筑波大教授 わいせつ行為で懲戒解雇

昨年12月、筑波大学の大沢良教授が学生へのわいせつ行為で逮捕された件を当ブログで取り上げました
本日、筑波大学が大沢教授を懲戒解雇したと発表していますので、12月の水戸地検による起訴の記事と併せて取り上げます
逮捕して身柄を確保した時点で警察はクロだとみなしているのであり、事実無根とは思えません。なお、大沢教授は「一方的に女子学生にわいせつな行為をしたわけではない」と主張し、あたかも合意があったかのように供述しているのだとか
まずは12月27日の起訴を報じる記事、それに懲戒解雇処分を伝える記事を貼ります


水戸地検土浦支部は27日、大学の建物内で女子学生にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪でつくば市千現1丁目、筑波大教授、大沢良容疑者(62)を水戸地裁土浦支部に起訴した。
起訴状によると、大沢被告は5月11日から9月23日までの間、つくば市内の同大建物内で、5回にわたり県内在住の20代女子学生に対し、胸を触るなどわいせつな行為をしたとされる。
大沢被告は逮捕時、「強制的にわいせつな行為をした認識はない」と容疑を否認していた。同大は「情報を確認できていないので、コメントできない」としている。同大によると、被害を受けたとされる女子学生は9月、同大のハラスメント相談センターに「先生の研究室でセクハラ行為を受けた」などと相談していた。
(茨城新聞の記事から引用)


筑波大は9日、女子学生にわいせつ行為をしたとして逮捕、起訴された生命環境系教授大沢良被告(62)を懲戒解雇したと発表した。処分は8日付。永田恭介学長は「極めて遺憾で心からおわび申し上げる。ハラスメント防止研修の一層の充実・強化を図る」とコメントした。
筑波大によると、大沢被告は昨年4~9月にかけ、自身の研究室で女子学生の胸を触るなど、複数回わいせつな行為をしたという。教員らを束ねる系長と呼ばれる立場だった。大学は大沢被告への聞き取り内容に関しては「捜査に影響がある」とし、事実関係の認否を明らかにしていない。
(共同通信の記事から引用)


大学教授という立場は研究者であると同時に教育者でもあるわけで、学生に手を出すのは教育者失格です。「合意があった」などというレベル以前の問題でしょう
そもそも20代の若い女性が60過ぎのオヤジに身体を触らせたりはしません。「合意があった」など自惚れでしょう。「オレはまだまだ若い女の子にモテるのだ」という、初老のオヤジの幻想です
大沢教授がいかに有能な研究者であろうと、セクハラオヤジが若い学生を潰す事態を看過できるはずはないのであり、懲戒解雇は当然です
刑事裁判の方は「既に懲戒解雇という社会的制裁を受けている」として、執行猶予つきの判決が下されるものと予想します
日本は理系へ進む女子が少ないと言われますが、こんなセクハラオヤジが大学にゴロゴロしているようでは、理系への進学を躊躇するのは当然でしょう

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