元巨人投手逮捕 高級酒の窃盗を繰り返す

プロ野球選手を引退した人間が刑法犯で逮捕されると、どうしても大きく報道される傾向があります。「野球一筋でやってきたのに道を踏み外した」という扱いなのか、「有名人が逮捕されてザマア」という気持ちからなのか、よく分かりません
元巨人の投手だった小野仁容疑者は酒に量販店から高級ウィスキーやシャンパンを盗む手口を繰り返していたようで、逮捕された際には自宅に400本もの酒があったと報じられています
盗んでは売り払って換金していたのかもしれません。それにしても400本という数には驚かされます


元読売巨人軍の投手、小野仁容疑者(45)が2022年1月15日、秋田県警中央署に窃盗の疑いで逮捕された。秋田経済法科大学付属高校(当時。現・ノースアジア大学名桜高校)2年時に、エースとして春夏連続で甲子園に出場。1994年には高校生で日本代表入りし、卒業後は社会人の日本石油(現・ENEOS)へ。1996年のアトランタ五輪では銀メダルを獲得、同年ドラフトで巨人から2位指名……と、まさに球界のエリートだった小野容疑者だが、2021年11月末に秋田市内の量販店からシャンパン2本(販売価格計約1万7500円)を盗んだ疑いを持たれ、本人も容疑を認めている。
「小野は身長190センチ近くの長身で、大型左腕として期待されて巨人に入団しましたが、制球難でフォームをサイドに変えたりと迷走。2002年に近鉄に移籍した後もイップスに悩み、翌年、退団しました。ミネソタ・ツインズとマイナー契約もしましたが、メジャーには上がれませんでした。その後は清掃業、配送業、製造工場、飲食店、キャバクラの黒服など、職を転々とし、直近ではヘルスケア機器メーカーに就職して草野球をやっていると聞いていました。今回の事件では『職業不詳』とされていますから、そこも辞めたんでしょうね」(野球ライター)
プロ野球選手のセカンドキャリアは大変だとよくいわれる。いくら困窮しても犯罪に手を染めるのは言語道断だが、小野容疑者同様、過去にも窃盗に走る者も存在した。
プロ野球選手の窃盗事件で多いのは「ロッカー泥棒」といわれる。最近では、2021年末に球団を自由契約になった選手も、ロッカーでチームメイトの私物を盗んだことが発覚した。最速160キロ左腕として将来を嘱望されていた選手で、OBや関係者を驚かせた。
「ロッカー泥棒では、同僚選手の道具やユニフォームを100個以上盗んで転売したことが発覚し、『ルパン』というあだ名がつけられた元選手もいます。彼は移籍前の球団でもロッカーで窃盗を働き、そのときは当時の監督が坊主になって球団に謝り、更生の機会を与えたそうですが、効果なしでした」(同前)
指導者となってから、窃盗が発覚した例もある。選手の私物を盗んで解雇された某球団の二軍打撃コーチは、コロナ禍で外出自粛が求められるなか、選手の自粛を徹底するためにスニーカーを没収したという言い訳だった。無断で履いて帰宅し、普段使いしていたのだという。
「プロ入りする選手には幼いころから身体能力が高く、体が大きい人もいる。なかにはガキ大将として少年時代を過ごし、やがて体育会系気質が混ざっていき、『唯我独尊』タイプになっていく場合もあります。また現役時代に身についた金銭感覚で散財し、引退後に税金すら払えなくなってしまうこともしばしばです」(同前)
野球に限らず、プロスポーツ選手は引退後の人生で、メンタル面でも不調を訴える割合も高いとされる。“第二の人生”を見つけるために、最低限のサポートを受けられる体制は不可欠だ。
(FLASHの記事から引用)


プロ野球を引退した選手のメンタルケアが必要との指摘になっています。プロ野球の選手会がセカンドキャリアのためのサポートをする仕組みを設けると報じられていますが、これからなのでしょう
ただ、小野容疑者の場合は現役時代から「ロッカー泥棒」の噂があり、そのため巨人からトレードで出されたとの裏話があります。真偽は不明ながら、もし「ロッカー泥棒」とされる盗癖がありながら、それを隠してトレードに出すのはそれこそ仁義を欠く行為なのでは?
過去には、女子長距離界のエースとして活躍した選手が万引で何度も逮捕される事件がありました。これはもうクレプトマニアと呼ばれる常習窃盗癖であり、精神的な病とみなす症状です。練習や食事制限に起因する過度のストレスにより、スーパーに行っては食料品を盗む行為が止められないのではないか、と推測します
小野容疑者の場合も同じ、と断定はできません。ただ、プロ野球選手時代の高収入な生活と、引退後の不安定な生活とのギャップが大きいのは確かであり、「身の丈にあった暮らし」ができない状態にあったのは確かでしょう
「スポーツマンだから間違ったことはしない」との見方は幻想であり、願望にすぎません。スポーツマンであってもさまざまな誘惑に惑わされますし、欲望に左右され、犯罪に手を染めたりもします。「野球一筋」を過度に理想化する傾向が日本の社会にはあるのですが、野球選手とて聖人君子ではなく、弱い人間です。ましてや野球しかしてこなかった若者が自由契約になり、球団から放り出されてしまったら、路頭に迷うのは当然かもしれません

(関連記事)
元巨人投手 酒の窃盗で執行猶予付き判決
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202205article_24.html
元巨人投手 酒の窃盗で懲役3年求刑
元巨人投手 酒の窃盗・転売で初公判
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202203article_26.html
甲子園優勝の千丸被告 控訴審でも懲役5年
甲子園優勝校主将 強盗で懲役5年判決
甲子園優勝校主将が強盗 駒大野球部のしごきを暴露
甲子園優勝校主将が強盗 公判で犯行認める
甲子園優勝校主将の転落人生
甲子園優勝校主将が強盗で逮捕
元プロ野球選手の転落 カード詐欺で逮捕
元プロ野球選手奥浪鏡 特殊詐欺と児童買春で実刑判決
暴行で書類送検の巨人山口に「処分甘すぎ」との声
暴力事件の巨人山口投手 今季は出場停止処分に
野球賭博高木京介の巨人復帰は美談なのか?
巨人の福田聡志投手 野球賭博で永久追放か
西武ライオンズ相内誠投手 喫煙飲酒発覚で処分
斎藤佑樹(ハンカチ王子)がポルシェをねだって騒動
元プロ野球選手 被災地で電線泥棒・逮捕
西武・大久保コーチ解任 「陽気な兄貴」と擁護するコラム
解任されたデーブ大久保への奇妙な同情論
清原和博被告公判(2) 黒い交際は不問のまま
清原和博被告公判(1) お涙頂戴話を連発
元プロ野球選手清原 覚醒剤で逮捕

この記事へのトラックバック