ゆたぼんパパ 衆議院選落選を考える

衆議院議員選挙の結果判明から2週間以上過ぎてしまいました。沖縄2区から立候補したゆたぼんパパこと、中村幸也候補(NHK党)がどれくらい票を集めるか注目していたのですが、結果は3053票で落選でした。中村候補が目論んでいたよりはるかに得票は少なかったのではないでしょうか。得票率は1.94%でした。当選した新垣クニオ候補の得票は7万4665票ですから、約21倍の票を集めないと当選には届かないわけです
当然ながら立候補したからには、中村候補は勝算ありと考えていたはずです。既存政党への批判が高まり、無党派層の票が自分に集まれば…と
雑誌「AERA」が中村候補の選挙について記事を掲載していますので、2本引用します


「味方だと思っていない」ゆたぼん父の衆院選出馬表明に、不登校児の親の本音
小学校に続き、4月に入学した中学校も登校しない意思を示した「不登校YouTuber」のゆたぼん。その父で心理カウンセラーの中村幸也氏が、次期衆議院議員選挙への出馬を表明したことは大きな話題を呼んだ。
中村氏は17日に自身のブログで、「次期衆院選で立候補することを決めました」と報告。「不登校の子どもの数は年々増えており、2017年は14万人だった小中学校の不登校者数が2018年には16万人に、2019年は18万人となっています。不登校になる理由もイジメなどだけでなく、多様化しており、学校という場所に合わない子どもたちも増えてきているのです。そんなふうに『学校に行かない道を選択した子ども』が学べる環境を整えていくことはとで大事なことだと思っています。ゆたぼんのように学校に行かない選択をした子どもを持つ親として、メッセージを伝えつつ、多様な学びの機会を得られる国づくりをしていく所存です」と綴った。
「不登校の自由」を主張するゆたぼんと中村氏には賛否両論の意見がある。著名人では脳科学者の茂木健一郎氏、俳優の石田純一は支持を表明している。一方で、「ひろゆき」こと西村博之氏は自身のツイッターで、「登校が嫌なら通信制の中学校で教育を受けることは可能。子供に教育を受けさせる義務を放棄してる親には罰則が必要だと思います。教育の機会を捨てるのを是とする考えを広めるのは社会的に良くないしアホの再生産になります。子供は被害者なので責めるべきではないです」とゆたぼんを擁護した上で中村氏を痛烈批判。「子供をダシにした動画でしかお金稼ぎが出来ない無能が再生数のために子供から教育と学歴を取り上げること、動画を真に受けて間違えた道に進む子供が出てくる事が社会にとって良くないと思っています」と主張すると、中村氏も自身のSNS上でひろゆき氏に反論。レスバトルが繰り広げられた。
今回の中村氏の衆院選出馬に、ツイッター上では「義務教育だから学校に行けという世間の声が多い中で、実際に学校に行くべきかは置いといて、息子の意見を尊重すると堂々と公共の場で言えるのは父親の本来のあるべき姿だと思う。いい政治家になる気がする」と賛同する意見も見られるが、別の見方も。
小学生の次女が不登校だという千葉県内に住む40代の母親は中村氏の考えに共鳴できないという。「うちの娘は人間関係がうまくいかず、学校に登校していません。でも学校に行きたい気持ちがあるんです。そういう子供はたくさんいると思います。ゆたぼんやお父さんみたいに、不登校の自由を高らかに宣言して『不登校の親子の気持ちを代弁している』みたいなスタンスですが、味方だと思っていません」と語る。そして、「私は義務教育を否定しないですし、娘も学校で友達が欲しいと思っています。ただ今は充電期間として学校を休んでいる。不登校の親子がみんな、ゆたぼんとお父さんの生き方に共感しているとは思わないで欲しい」と訴えた。
衆院選に出馬を表明した中村氏。その教育論は国民の支持を得られるか。
(AERAの記事から引用)


衆院選が10月31日投開票され、沖縄2区に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)公認で立候補したYouTuber・ゆたぼんの父で、心理カウンセラーの中村幸也氏は落選した。得票数は3053票。得票率は1.94%だった。
「沖縄に住んでいる多くの人達が中村氏に対して好意的な見方をしているわけではない。子供がやむを得ない状況で学校に通えないならともかく、『学校に通わない』という選択肢を提唱することに賛同できる有権者は少ないという事。この結果に驚きはないです」(地元・沖縄のテレビ関係者)
中村氏の選挙活動が物議を醸した場面も。公職選挙法では未成年の政治活動を禁じているが、ゆたぼんが選挙ポスターに写ったり、政見放送に出演していた。事前に中村氏の陣営が選挙管理委員会に相談・確認済みだったという報道も見られたが、「デリケートな問題なのになぜギリギリを攻めるのか。選挙ポスターを見るとゆたぼんの顔がデカデカ掲載されていて、どっちが出馬するのかわからない。息子の知名度を利用しているのは明らかだし(ゆたぼんの行動は)選挙活動ではないか」と不快感を露わにする声が聞かれた。
(AERAの記事から引用)


上記のAERAの記事では、「最近の迷惑系YouTuberみたいな連中の選挙利用の流れはどうにかならないものかな。等しく政治に関わる自由はあって然るべきとして、一方でただのYouTubeの宣伝みたいな物に選挙を使われる事にはどうしても抵抗がある(原文ママ)」との指摘を挙げています
衆議院議員選挙に立候補するには供託金として小選挙区なら300万円。比例区にも重複立候補するならさらに300万円を収める必要があり、有効票の10分の1以下しか得票できなかった候補者の供託金は没収されます。中村候補は供託金を没収されました
まあ、それでも息子のYou Tubeチャンネルで稼いでいるのですから、供託金など惜しくはないのでしょう
そして中村氏は、「立候補したのはYou Tubeの宣伝のためではない。ちゃんと政策を訴えていた」と反発すると思われます。選挙結果については「手応えはあった。オレたちの戦いはこれからや!」と週刊少年ジャンプで連載打ち切りをくらったマンガみたいなセリフを口にするのでは?
不登校問題にしろ、議論に決着などついていないのであり、これからも議論が続くわけですから戦いは終わっていません
中村氏は選挙ポスターにも息子ゆたぼんを登場させ、政見放送にも顔出しさせていました。これが公職選挙法違反になるかどうかは、司法が判断するのであり、現時点でとやかく言っても始まりません
あくまでゆたぼんのパパという立場で、息子の知名度を最大限に利用した選挙運動を展開したのであり、結果として3000票少々しか得られなかったというのがすべてです
ゆたぼんのYou Tubeチャンネルは動画再生数が減少傾向にあり、先細りは確実でしょう。中村親子が次はどんな手を打ち出すのか
中学生ともなれば、そろそろ親の指示・命令にも反発を抱く時期です。いつまでも親子一体の商売は続けられないのでは?

(関連記事)
ゆたぼんは「九九」ができないのか?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202209article_15.html
ゆたぼん日本1周企画 資金を募集
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202112article_29.html
「少年革命家ゆたぼん」父の語る教育論
「少年革命家ゆたぼん」父とひろゆきのバトル
少年革命家ゆたぼんを考える
不登校小学生YouTuberに批判殺到
元SPEED島袋寛子が参議院選立候補か 立憲民主党
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202205article_40.html
参議院議員選挙(2022)タレント候補乱立の愚
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202204article_51.html
グレタの銅像 英大学構内に設置
天才少年少女の憂鬱 14歳でケンブリッジ入学
天才美少女歌手の末路 シャルロット・チャーチ
ノーベル賞学者の息子は天才ハッカー 下村努
15歳で博士号 韓国の天才少年はその後
韓国の天才少年 博士論文盗作バレる
博士論文盗作がバレた韓国天才少年 その背景
「天才数学少女」 大学合格証偽造の異常行動
韓国「天才数学少女」の嘘がバレて大騒ぎ
天才将棋少女 林葉直子の不倫、借金
マヤ文明の古代遺跡を発見した15歳の少年
天才少年少女の孤独 英才教育の是非
カンニング騒動 韓国の天才少女棋士

この記事へのトラックバック