韓国で絶大人気サッカーアニメ 実は日本製だった
殺人事件や性犯罪ばかり取り上げていますので、空気を変えましょう。久し振りに韓国アニメの話題です
サッカーを題材としたアニメーション作品では「キャプテン翼」が日本だけでなく、アジアや中南米、ヨーロッパでも幅広い人気を得ています
しかし、お隣の韓国では「キャプテン翼」は漫画でもアニメでも人気はないのだそうです
サッカーアニメで韓国のこどもたちに絶大な人気を得たのは、1993年から94年にかけてテレビ放映された「蹴球王シュットリ」だと韓国メディア「スポーツ・ソウル」が記事にしています
ですが、韓国のこどもたちは自分と同じ韓国人である「蹴球王シュットリ」がヨーロッパを舞台に活躍する姿を見て胸を熱くしたわけですが、実はこれが日本のアニメだったというお話です
ですが、韓国のこどもたちは自分と同じ韓国人である「蹴球王シュットリ」がヨーロッパを舞台に活躍する姿を見て胸を熱くしたわけですが、実はこれが日本のアニメだったというお話です
日本のサッカー漫画の代表作といえば『週刊少年ジャンプ』で連載された『キャプテン翼』だろう。
日本では今でもロングランヒットを誇り、世界各地でも翻訳出版され、アニメに至っては世界100カ国以上で放映されている。
アレッサンドロ・デルピエロ、フランェスコ・トッティ、リオネル・メッシなども『キャプテン翼』のファンで、現在はJリーグのヴィッセル神戸でプレーしているルーカス・ポドルスキやアンドレス・イニエスタも『キャブテン翼』に憧れたという。
ただ、韓国では『キャブテン翼』のファンは少ない。韓国でも『キャプテン翼』は『ナルアラ(翔べ)、キャプテン』というタイトルで、1996~1998年にソウル文化社から翻訳出版されているが、大ヒットすることはなかった。
韓国でサッカー漫画といえば、『蹴球王シュットリ』である。1993年から韓国のテレビ放送局SBSで放送されたアニメ番組で、当時は1994年アメリカW杯のアジア予選最中だったこともあって高視聴率を誇った。
韓国人も知らない人が多い「シュットリ」の真実
この『シュットリ』に影響されてサッカーを始めたというKリーガーも多い。まさに韓国の『キャプ翼』なのだ。
では、どんなストーリーなのか。
幼い頃から天才的なサッカーセンスを誇った主人公シュットリは、世界最高の選手になるべくイタリアに渡るが、名門クラブに入団できず弱小チーム“コロンブス”で活躍する。
そんななか両親を飛行機事故で失い、サッカーで生きていくことを誓ったシュットリは、伝説の選手アルバートの指導を受けながら数多くのライバルと対戦して成長を重ね、やがてヨーロッパサッカー界で素晴らしい活躍を遂げていく……。
ちなみに、シッュトリとは、「シュート」と「ドリ(男の子を表すときに使われる固有語)」を組み合わせた造語。アニメの反響もあって、当時はサッカー小僧を見つけると、「シュットリ」とあだ名をつける場合も多々あったという。
韓国で抜群の人気を誇ったわけだが、実はこの『シュットリ』、元は日本のアニメなのだ。
元のタイトルは『燃えろ!!トップストライカー』。1991年10月から1992年9月までテレビ東京系列で放映されたテレビアニメなのである。
当然のごとく、主人公の名前はシュットリではない。主人公の名前は吉川光だ。そのほかの登場人物も異なる。韓国ではアルバートという名だった恩師も、本来はロブソンという名前だった。
いずれにしても、韓国では今でもサッカー少年を表す言葉としても使われる「シュットリ」。KBSの人気バラエティ番組『ハッピーサンデー』では、平凡なチビッ子たちを集めたサッカーチームの成長を記録した『ナルアラ(翔べ)、シュットリ』というコーナーもあったほどである。
もしかしたら韓国では今日もどこかでシュットリがボールを蹴っているかもしれない。
(スポーツ・ソウルの記事から引用)
韓国では日本のアニメを韓国で制作されたかのように改変し、テレビ放映するのが当たり前になっています。登場人物の名前を韓国風に変え、日の丸は消し、主題歌も韓国で作ったものに差し替え、徹底的に日本色を消して放映するわけです。そのため、「鉄腕アトム」から「ドラえもん」、「ガッチャマン」まで韓国産のアニメだと思い込んでいた人が大勢いて、10年ほど前までは韓国こそアニメ大国だと信じて疑わない風潮が残っていました
さて、韓国では「キャプテン翼」は不人気で、「燃えろ!!トップストライカー」が人気を得た理由を考えなければなりません
韓国の方による考察があればよいのですが、簡単には見つかりそうもないので憶測してみましょう
「キャプテン翼」のような、友情・努力・勝利という物語の設定(ライバルとも切磋琢磨し、ともに成長してゆく)より、「トップストライカー」のような周囲は敵ばかりという中で孤軍奮闘し己の力を誇示する話の方が、韓国のこどもたちにはウケたのではないか、という気がします
韓国のスポーツ選手を見ていると、「自分だけが強ければ良い」、「自分だけが活躍すればよい」という独善的なプレーが目につきます
そこにスポーツマン精神などというのは存在せず、他者を蹴落としてでも自分だけが活躍し大金を手にしようとの貪欲さが根底にあるのでしょう
これは自分の勝手な感想であり、「燃えろ!!トップストライカー」がそうした内容の作品だと断定するものではありません
同じアニメを見ても、日本人と韓国人とでは見える風景・物語が違うのでしょう
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燃えろ! トップストライカー
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