トランプ大統領 落選で失うもの

投票が終わってもすったもんだしていたアメリカの大統領選挙は、民主党のバイデン候補の勝利という結果になりました
しかし、トランプ大統領はあの手、この手で徹底抗戦をする構えであり、負けを認めようとはしません
今後は身内である共和党の上院議員らがトランプ大統領を説得し、敗北を受け入れるよう促すのでしょうか?
さて、「現代ビジネス」が「なぜトランプは負けられないのか?」と題する記事を掲載していますので、取り上げます
落選し、大統領の身分を失った途端、山ほどの訴訟に巻き込まれ、身ぐるみを剥がされかねない、と書かれています


なぜトランプは負けられないのか? 実は「一文無し」になる可能性も
(前略)
お金が足りなくなる可能性
ニューヨーカー誌の報道によると、トランプ大統領はこれまで推定4000件に上る訴訟と26件に上る性的不適切行為の訴え、そして昨年12月の米連邦議会における弾劾裁判等を生き残ってきた。
しかしニューヨーク州・市政府の検察当局は未だに、トランプ氏が大統領になる前の商行為等に対し、潜在的な刑事責任の可能性があるとして捜査を進めている。他にも、こうした捜査や民事訴訟の準備が10件以上進んでいるという。
仮に、これらが実際の訴訟へとつながれば、トランプ氏は弁護士費用など相当の出費を迫られることになる。ところが、そのためのお金が足りなくなる可能性がある。
今年9月のニューヨーク・タイムズの報道によれば、トランプ氏は4億2100万ドル(400億円以上)に及ぶローンその他の負債の責任を個人的に負っており、そのほとんどが4年以内に返済期限を迎えるという。
とは言え、不動産王のトランプ氏のことだから、推定数十億ドル(数千億円)とも言われるホテルなどの資産を一部売却すれば問題ないと思われる。
ところがトランプ氏が所有するリゾート・ホテルなど不動産の資産価値はコロナ禍の影響で相当目減りしており、その売却によって借金を返したり法廷闘争の資金を捻出するのは、それほど容易ではないと見られている。
「国外脱出」を考えているとの見方も
こうした危うい展開を回避するため、トランプ氏は是が非でも今回の選挙に勝たねばならない。
その切なる願いは先月、ジョージア州で開催された選挙集会でも現れている。会場に集まった多数の支持者らに向かって、トランプ大統領は次のように語りかけた。
「私が(今回の選挙に)負けるなんて想像できるかい? (もしも負けたら)あまり良い気持ちはしないだろうな。ひょっとしたら、この国(アメリカ)を去るかもしれない。どうなるか分からないな」
冗談めかして言ってはいるが、トランプ氏は案外本気かもしれない。
(以下、略)

脱税容疑で逮捕されそうになったら、キューバにでも亡命するのでしょうか?
それはそれで、トランプらしい醜悪な武勇伝になりそうです
上記の記事には書かれていませんが、落選後はメラニア夫人との離婚が現実になるだろう、とアメリカのメディアは報じています
トランプの抱えるトラブル(女性問題)に心底うんざりしており、離婚寸前の状態なのだとか
さらには上記の記事のように、数々の訴訟や借金で追い詰められているとなれば、トランプと離婚して巻き添えにならないようにするのは当然の選択なのかもしれません

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