ヒステリックブルーのナオキ 再犯に至る事情
ヒステリックブルーの元メンバーであるナオキ(現在は二階堂直樹)が強制わいせつ事件で逮捕されたと、当ブログでも取り上げました
続報として雑誌「創」の篠田編集長がナオキに警察署で面会をし、そのあらましを記事にしています
書かれている事件の経緯はあくまで二階堂容疑者の語ったものであり、事実であるかどうかは保留しておく必要があります
性犯罪を繰り返す人物は認知の歪みがあり、事物を極めて事故の都合よく解釈したり、他罰的に捉えたりする傾向があるからです
「女の方が誘ってきた」とか、「あんな格好で歩いていたら襲ってくれと言ってるのも同然」など、被害者である女性に原因を押し付けるような言い方を平気でします
性犯罪で再び逮捕された元ヒステリックブルーのナオキに警察署で接見した
(前略)
ナオキが今回犯した性犯罪の詳しい経緯
さていったい今回の事件はどういうものだったのか。ナオキは事実関係を基本的に認めているから、接見の際に経緯を詳しく話してくれた。
事件を起こした7月6日午前2時頃、ナオキは自宅近くのラーメン店で一人で食事をし、酒を飲んでいた。そして酔った勢いで通りかかった女性の後をつけた。最初の女性には少し後をつけただけで何もしなかったが、2人目の女性に対しては背後から近づいて、叫ばれるのを防ぐために両手で口を押えた。
そのうえで女性の胸などを触るという痴漢行為をしようとしたとたん、女性が動転して転倒してしまった。そして肘に擦り傷を作った。それが、強制わいせつ致傷という今回の罪名だ。報道では「口を塞いで押し倒してわいせつな行為をしようとした」とされていたから、多くの人が当然、強姦未遂と考えたろうが、本人の話ではそうではないという。警察の見立てと本人の言い分が違っているということなのか、あるいは報道が不正確でそうなったのかわからない。これについては裁判の核心にあたる部分なので、公判で詳しく解明されるのだろう。ナオキが言っている内容が、報道内容と違っていることだけを、ここでは指摘しておこう。
(以下、略)
篠田編集長の立場として旧知の間柄である二階堂容疑者に肩入れし、巷で言われているほど悪質な犯行ではないと擁護したいのでしょう
ただ、過剰な肩入れは禁物であり、事実を歪めて情報発信してしまう危険が伴います
そもそも夜道でいきなり襲われたなら女性が多大な恐怖感を味わうのであり、「ちょっと触ろうとしたら、相手が勝手にこけて肘を擦りむいただけ」などと受け取られかねない表現にするのは控えるべきでしょう
夜道で見知らぬ男に襲われ、体を触られるのが女性にとって如何に不快な体験であり、恐怖であるのか、二階堂容疑者自身が理解できていないのだと推測します(これも認知の歪みでしょう)
そこは報道に関わる者としてきちんと線引し、扱う必要があるのでは?
加えて、体を触っただけで二階堂容疑者が満足し、被害者を開放するという保証はどこにもないのであり、さらにわいせつ行為をエスカレートさせる危険、というものを被害者は味わっています
二階堂容疑者がどう釈明しようと、被害者は強姦された上で殺されるかもしれない、という最悪のケースが頭の中をよぎったはずです
なので、上記の記事を読む限り二階堂容疑者が被害者の恐怖感を理解し、真摯に反省しているとは受け取れません。相変わらず、自分勝手な主張を一方的に展開し、「俺はそんなにひどいことはしていない」と主張しているも同然です
ちなみに今回の手口は、二階堂容疑者が刑務所に収監されるに至った一連の強姦事件と同じです。本人に自覚が欠けているようですが、本当に夜道で女性をつけ回し、体を触るだけの犯行に留める気だったのかどうか、自分には大いに疑問です
被害者が転倒し、悲鳴を上げたので驚いて逃げ出しただけであり、それでなければ強姦に至っていた可能性は十分にあるのでは?
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