女優前田敦子を激賞する記事

Newsポストセブンのサイトでたまたま見つけた芸能ニュースが、女優前田敦子を不自然なまでに激賞する記事でした。前田敦子はAKB48の「絶対的エース」と形容され(実に不思議なネーミングです)、多大な人気を誇ったとされますが、女優転身後、大活躍しているとは言い難い状態でしょう。なのになぜ、そうまでして前田敦子を持ち上げる記事を掲載するのか疑問です
最近では夫で俳優である勝地涼と別居状態にあると報じられ、離婚するのは時間の問題とも言われてます。離婚を見据えて前田敦子を持ち上げる記事を掲載する事情か、理由でもあったのかしらん、と勘ぐりたくなります
Newsポストセブンの記事の一部を引用します


女優・前田敦子、日本映画の名匠たちが評価する「生き様」
女優に転身したAKB48グループの元メンバーは数多く存在するが、前田敦子の活躍ぶりは、さすがかつての不動のセンターと言うべきか。日本を代表する映画監督による起用が続き、邦画界で確固たる地位を築いている。
ただ起用されるだけではない。前田は不思議と名監督たちを魅了してしまうのだ。彼女に魅せられた映画人のひとりが、『CURE』や『アカルイミライ』などの作品で知られ、『トウキョウソナタ』ではカンヌ映画祭「ある視点」部門・審査員賞を受賞した黒沢清監督だ。
黒沢監督は、前田の主演映画『Seventh Code』(2014年公開)でメガホンをとった。こちらは、もともと前田のソロ曲のMVとして制作された映像だが、一般的なMVの枠にとどまらず、ロシアのウラジオストクでロケが行われ、60分間の短編映画に仕上がっている。
黒沢監督は初日舞台あいさつで、「悪く言うと、孤立している。ひとりだけ他と全く違う何かがある。こんな若い年齢の日本人で、たったひとりで生きている強さが、ぱっと見た瞬間に滲み出してくる人は少ない」と前田の印象を語っていた。2019年に公開された『旅のおわり世界のはじまり』でも前田を主演に起用しており、黒沢監督が“女優・前田敦子”に惚れ込んでいることは間違いないだろう。
『リンダ リンダ リンダ』や『天然コケッコー』で知られる山下敦弘監督も、『苦役列車』(2012年公開)、『もらとりあむタマ子』(2013年公開)と続けて前田とタッグを組んでいる。『もらとりあむタマ子』で前田が演じた主人公・坂井タマ子は、家事を手伝うこともなく、就職活動をすることもなく、毎日だらだら過ごすだけの無職という役どころだ。ともすれば見る側をイライラさせるキャラクターになりそうなところだが、なぜか食っちゃ寝する姿が不思議と惹きつけられる。
山下監督は「ダラダラしたあっちゃんは、きっとかわいい」と構想段階からイメージしていたそうで、映画ニュースサイト「映画.com」のインタビューでは「それが魅力的に見えるのが、あっちゃんの持っている魅力なんでしょうね」と語っている。
(以下、略)


映画「苦役列車」に前田敦子は、原作には登場しない女性の役で出演していました。が、何のためにわざわざ前田敦子を出演させたのか、と言いたくなる役どころであり、演技もひどいものでした
要するに、「AKB48の前田敦子が出演している映画」だと宣伝し、観客を集めたかったのでしょう

苦役列車



前田敦子の涙が美しい…黒沢清監督『旅のおわり世界のはじまり』予告編


なお、上記の記事は芸能ライターらしき女性が書いているものであり、前田敦子出演作品の監督のコメントは映画メディアや芸能メディアで既出のものをかき集めたものであり、直接取材などしていないと思われます
つまり、パソコンを前にあれこれ検索し、つなぎ合わせて一本にまとめた記事です
それが悪いとは言いませんが、何らかの意図に基づいて前田敦子を持ち上げるために情報を並べただけのクオリティが低い記事であるのは確かでしょう
もちろん、前田敦子がこの先、日本を代表するような大女優になる可能性も皆無ではないものの、確率としては低いはずです
ですから実力以上に持ち上げるのは滑稽であり、本人にとっても迷惑なのでは?
AKB時代はAKBのファン層にウケたからこそ「絶対的なエース」でいられたのであり、そこを離れてしまった今では「絶対的なエース」ではないのですから

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