不倫疑惑の厚労省大坪寛子審議官 左遷される
内閣府の和泉洋人首相補佐官(66)と厚生労働省官房審議官の大坪寛子審議官(52)の不倫騒動については、たびたびメディアで取り上げられ、海外出張の際には対になる部屋(室内のドア1枚で互いに行き来可能)に宿泊していた、と明かされる関係でした。それぞれ不倫関係は否定してきたところですが、世間一般からは限りなく怪しい関係に映ります
66歳のハゲおじさんのどこがよいのかは不明ですが、大坪寛子審議官には頼もしい男性だったのかもしれません
さて、大坪寛子審議官は4月3日付で、内閣府の兼任ポストをすべて剥奪された、と東スポが報じていますので、取り上げます
厚生労働省の官房審議官にすぎない大坪寛子が、内閣府で内閣事務官(内閣官房副長官補付)、内閣官房健康・医療戦略室次長、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室室員、内閣官房イノベーション推進室審議官と4つの役職を兼ねていたというのは異例すぎるのであり、和泉首相補佐官の寵愛がいかに深かったかを物語ります
新型コロナウイルス禍のドサクサに紛れて不倫騒動の処分!? 厚生労働省の“美魔女”官僚で、和泉洋人首相補佐官(66)との不倫疑惑が取りざたされていた大坪寛子審議官(52)が、兼務していた内閣府の全役職を解かれていたことが分かった。これにより、内閣官房健康・医療戦略室で和泉氏が室長、大坪氏がナンバー2の次長という関係も解消。数々の週刊誌報道とお騒がせの責任を取らされた格好になるが…。
「最初、辞令を見た時はあまりの役職の多さに驚きました。いかに和泉首相補佐官の寵愛を受けていたかが分かりますよ」と話すのは厚労省関係者だ。
辞令は4月3日付。大坪氏は厚労省大臣官房審議官の身ながら内閣府の特命任務を兼務していたが、内閣事務官(内閣官房副長官補付)、内閣官房健康・医療戦略室次長、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室室員、内閣官房イノベーション推進室審議官と4つの役職を一気に外された。
「言うまでもなく、週刊誌に書かれた和泉首相補佐官との不倫疑惑の影響でしょう。大坪氏は疑惑を否定していたが、それだけでなく、新型コロナウイルス対応を巡っても、安倍首相に叱責されたともいわれています」(前出の関係者)
大坪氏は慈恵医大の医師から2008年に厚労省の医系技官で入省。15年に内閣府に出向し、内閣官房健康・医療戦略室を振り出しに、官邸の“特命担当”かのごとく、国のさまざまな医療政策・対策チームのメンバーに抜てきされていた。
「ほとんど和泉首相補佐官の肝いりで重用され、出世していった。しかも2人で“ワンマン体制”を敷くので、大ひんしゅくを買い、内部から公然と批判されていました」(同関係者)
昨年12月、週刊文春が和泉氏と大坪氏の不倫疑惑を報じ、京都出張で立ち寄った甘味どころでは和泉氏が自分のスプーンでかき氷を大坪氏に食べさせ、恋愛成就の神社に腕を絡ませて参拝するラブラブ写真、銀座では人目もはばからず手をつないで歩く姿も報じられた。
今年1月には同誌が、海外出張の際には部屋の内部で行き来できるコネクティングルームを利用していたことを続報。大坪氏は国会答弁で、体調不安を抱えていた和泉氏が、医師免許を持つ自分に部屋を割り当てたと強調し、不倫関係は重ねて否定していた。出張前に和泉氏が官邸内で倒れ、救急搬送された経緯があったとして「補佐官の部屋を、秘書官と私が挟む形で万全の態勢を取った」とも説明。
コネクティングルーム宿泊の理由について「医師免許を持ち、臨床を長くしている私のほうが(秘書官よりも)適任だという(和泉氏の)判断だったと思う」と話していたが、それでもほとんどの者は「苦しい言い訳」とみていた。
また、京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長に予算削減を迫ったとされる騒動では、先月、大坪氏が国会で謝罪に追い込まれた。
他にも、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の対応に当たっていた際には「自分の危機管理ができない人は外せ!」と野党から要求され、プライベートでのエステ通いなどの美魔女ぶりが週刊誌で報じられるなど、時の人でもあった。
大坪氏の処分は時間の問題だったともいえるが、兼任していた内閣府の役職は外されたものの、厚労省の大臣官房審議官(危機管理、科学技術・イノベーション、国際調整、がん対策、国立高度専門医療研究センター担当)の席には、すんなりと戻ってしまった。
「スキャンダル等で更迭になった場合、大臣官房付として処分を待つのが一般的ですが、大坪氏が厚労省の審議官に戻っただけで済んだのは、菅義偉官房長官のせめてもの温情でしょう」(与党関係者)
(東スポWebの記事から引用)
まず、厚生労働省の官房審議官という立場について書きます。中央省庁にはそれぞれの部門の責任者として局長が存在します。それとは別に各局の代表者として官房長と省議を行い、省の方針を決定するのが官房審議官です。52歳で官房審議官の立場にある大坪寛子は、将来の厚生労働省事務次官候補という立場にあったと言えますが、今回の人事で次官候補から脱落が決まった、と見なされます
脛に傷のある官僚は事務次官に適さない、のですから
加えて厚生労働省では事務系官僚がやはり事務次官に就くケースが圧倒的に多いのであり、医師でもある技官の大坪寛子は敬遠される、と予想します(事務系官僚と技官系官僚の間には根深い対立があります)
大坪寛子のキャリアを見れば、技官として厚生労働省内で順当に出世をし、内閣官房とも兼任でいくつもの仕事を任され、政治家とのコネクションも形成され、順風満帆だったと言えます。将来は与党政治家の押しも得て事務次官に就く可能性もあったはずが、大きく躓いてしまいました。が、これで終わるはずもなく、将来的には自民党から選挙に出て、参議院議員を目指す途もありそうです
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