コロナウィルス　韓国教会で集団感染: 夾竹桃日記

2020年02月20日

コロナウィルス　韓国教会で集団感染

２月１６日の報道で、韓国の疾病管理本部の鄭銀敬本部長は定例会見において「日本とシンガポールを汚染地域に指定するかどうか、推移を見守っている」と述べた、と伝えられています。韓国の与野党の議員が繰り返し、「日本をコロナウィルスの汚染地域に指定し、人の往来を禁じるべきだ」と政府に注文をつける事態になっています

４月の国会議員選挙を控え、日本叩きの過激な言動で有権者にアピールする狙いがあるのでしょう

しかし、２０日には韓国内でコロナウィルスによる初の死者が出たと公表された上に、大邱市で集団感染があったと報じられています。教会の信者を中心に、感染を疑われる市民が９０人にも達したと伝えられています

韓国保健福祉省は２０日、国内で新型コロナウイルスの感染者１人が死亡したほか、感染者数が計１０４人に上ったと発表した。韓国で死者が出るのは初。１９～２０日に新たに計７３人の感染が確認された。

同省によると、新興宗教団体「新天地イエス教会」の南東部大邱の教会に通う信者の間で感染が拡大。政府当局者は２０日「地域社会での感染拡大が始まった段階だと判断している」と述べ、危機感を示した。

同省などによると、教会関係者の感染者数は計約４０人。１８日に感染確認された信者の女性と同じ礼拝に参加した９０人が何らかの症状を訴えており、感染者数は増える恐れがある。

（共同通信の記事から引用）

これでは韓国自体がコロナウィルスによる汚染地域であると、自ら指定する必要があります

感染症ですから中国や韓国を批判する材料にしたり、差別する意図はなく、感染拡大阻止と患者の方々の回復を祈念します

特に高齢者は重症化しやすいようで、予防こそ有効な対策です。さまざまな治療薬が試されている段階であり、決め手となる治療薬が見つかるまでは予断を許しません

さて、上記の記事にある新興宗教団体「新天地イエス教会」について触れておきましょう

Wikipediaによれば、正式名称は「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」でカトリックの系統に近いカルト宗教団体です。韓国国内でも異端視される団体のようで、他の宗派の教会に信徒として潜り込み、トラブルを誘発して教会と信徒を乗っ取るやり方で勢力を急拡大させているのだとか

日本へも進出しており、若い学生を「聖書について勉強しませんか？」と誘って監禁同然の状態にし、洗脳を図る手口で信徒を増やそうとしていると、カルト宗教に反対する団体が警戒を呼び掛けています

新天地教会は韓国のウリスト教の例に漏れず、教祖イ・マンヒをイエス・キリストの生まれ変わりであると崇拝し、その教えを絶対視しています。韓国こそが神に選ばれた地上の天国であると教え、やがて訪れる終末の時に自分たち新天地教会の信徒だけが生き延びられるという異常な教義を唱えているのですから、間違いなくカルト宗教です

関わらない、近寄らない、話を聞かない対応が必要でしょう

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