パクリまくりの韓国アニメ 「スペース・サンダー・キッズ」

日本のアニメーションが過去に、彩色や動画作成の工程を韓国のアニメーション制作会社に外注していたのは誰もが知るところです
その立場を利用し、韓国のアニメーション制作会社は日本のアニメキャラを勝手に使い、粗悪な作品を作って海外に販売していました(韓国国内でもテレビ放送されていたものがあります)
当ブログでも、こうした粗悪な韓国のパクリアニメをしばしば取り上げてきました
今日取り上げるのもその1つであり、ガンダムとか宇宙戦艦ヤマトとか、ガッチャマンにマジンガーZとか、どこかで見たキャラクター、メカが次々と登場します
加えてストーリー展開がめちゃくちゃで、「どうせこどもが見るアニメだから」と、適当に作ったものであるのは明らかです

Space Thunder Kids


手許にある解説本「珍アニメ完全解説 韓国アニメ大全」を見ても、一致する作品が見当たりません。YouTubeでは1991年の作品と表示されていますが、実際には1980年代に作られた「惑星ロボットサンダーA」や「フェニックスキング」、「鉄人三銃士」、「ロボットキング」などのシーンを繋ぎ合わせて1本にしたもののようです
韓国では各種既存作品のロボットキャラを混ぜ込んだアニメが幾つも作られており、コラボレーションと呼ぶには世界観の整合性もなく、ただ人気のロボットメカを登場させればこどもを釣れると決め込んだ悪辣さがうかがえます
この「Space Thunder Kids」の英語レビューには、「3つのストーリーを混ぜ込んであるが、脈絡がない」と書かれています。しかし、3つどころではなく、支離滅裂な展開です
他のレビューでは、「宇宙空間であんな派手な爆発音がするわけがない」とか、「宇宙船の内部の絵が1回目登場事と2回目で違う」とか、数多くの突っ込みがあり、外国もアニメファンもニヤニヤしながら「キワモノ」扱いで見ているのが伝わってきます
上記の「韓国アニメ大全」によれば、こうした韓国アニメは香港の販売会社が版権を購入し、欧米向けに売り込んでいたようです(日本のアニメも同じ販路で海外に売り込まれていたのだとか)
確かにレビューサイトを見ると、韓国と香港の合作であるかのように標記されています
ただ、この香港の販売会社は問題のある企業で、ブルース・リーのパチモン映画を作って販売するなど、粗悪なカンフー映画を世界にまき散らしたとして名を残しています。粗悪なカンフー映画が数多く出回ったため、結果として香港映画は衰退したとまでは決めつけられませんが、ファンが離れる要因の1つであったのは間違いありません
同様に、「Space Thunder Kids」のようなアニメ作品が乱造されていたなら、アニメ作品の評価は地に落ち、衰退した可能性もあります
そうならなかったのは、やはり日本がロボットアニメに限らず多様なジャンルで斬新なアニメ作品を生み出し、粗悪なパチモンアニメの跋扈を許さなかったからでしょう
最後に1988年に作られたアニメ「AKIRA」の1シーンを引用します 
この映像のクオリティと独創性についてはいまさら述べるまでもないのであり、パクリしかできない韓国には到達できないレベルです
日本のアニメキャラやメカを使い回すだけで創意工夫もなく、よりカッコいいキャラを生み出そうともせず、新たな表現技法を模索するでもなく、作品の世界観を深め拡張するでもなく悪の軍団を正義のロボットがやっつけるワンパターン等々、韓国アニメが足踏みしている間に日本のアニメは先へと歩を進めていたのは明らかでしょう

AKIRA夜の暴走シーン



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