経歴詐称 在米韓国2世が政府高官就任でピンチ
殺人事件の話題ばかりなので、別の話を
アメリカでは各省庁の上位ポストは政治任命が通例であり、大統領が交代すると各省庁の幹部がごっそり入れ替わる仕組みです
トランプ政権下でアメリカ国務省副次官補に起用された韓国系アメリカ人、ミーナ・チャンの学歴詐称疑惑がメディアで取り上げられ、ポストを失いかねない崖っぷちに立っているとのことです
写真を見ると当然ながら整形バリバリであり、学歴も容貌もフェイクといったところでしょう
米国トランプ政権で30代の韓国人女性としては異例の国務省次官補(deputy assistant secretary)と呼ばれる高位職まで昇りつめたミーナ・チャン(Mina Chang・35)が12日(現地時間)に、学歴詐称疑惑が向けられている。
米国のメディアは、ハーバード大学経営大学院出身の高学歴者、全世界の紛争地帯を巡る国際救護団体の最高経営責任者(CEO)、アルバムを出した歌手という派手な経歴に基づいて高位職に推薦された彼女の行跡が、どこまで真実であり、どこまでが偽りなのか一斉に疑問を提起されている。
米NBCは12日「ミーナ米国務省紛争安定局次官補が学歴を誇張し、昔のボランティア歴も誇張した」と暴露した。国務省次官補は1億ウォンを超える年俸を受け、米国国家機密を扱う主要補職ある。
ミーナはテキサス州のダラスで育った在米韓国人2世だ。今年1月にドナルド・トランプ大統領がUSAID省庁長に直接指名し、米国全域で話題となった。
(中略)
ミーナ自己紹介(レジュメ)に記入した学歴も偽りであることが明らかになった。彼女は自分自身の提出した公式プロフィールに、ハーバード大学経営大学院卒業生(alumna)であり、米国陸軍大学院(Army War College)を卒業(graduate)したとしている。
しかし、確認の結果、ハーバード大学では、2016年7週間の短期コースを修了しただけで、正式な学位は受けていないことが分かった。陸軍大学院の学位もわずか4日間開かれた国家安全保障に関連するセミナーに参加したことがすべてであることが明らかになった。実際の学歴は、キリスト教宣教団体が世界600カ所で運営する非認可教育機関「ユニバーシティー・オブ・ネイションズ(University of Nations)」卒業が全てであることが把握されている。
キャリアと学歴の嘘は別の嘘を生んだ。彼女は2017年にリンキン・ザ・ワールドの広報映像で世界的な時事週刊誌である「タイム(Time)」の表紙に、自分の顔が出たと発表しており、以降のメディアとのインタビューでは、表紙を頻繁に見せていた。
しかし、タイム側に真偽についてのお問い合わせが殺到し「(ミーナが出ていた)表紙は偽物」と正式に発表した。現在のリンキン・ザ・ワールドは、タイム誌に表紙が登場する映像をすべて消した状態だ。
輝かしい学歴を身にまとったふりをして、高い地位に昇りつめたかったのでしょうか?
それにしてもタイム誌の表紙まで捏造し、自分の顔をデカデカと載せる手口には失笑するしかありません
なぜ、すぐにバレるような嘘をつくのか
生い立ちからすれば、正規の大学教育を受ける機会が得られないほど貧しい境遇だったのでしょう
しかし、そこで苦学生として学ぶのではなく、フォトショップでタイム誌の表紙を捏造したり、嘘の経歴を書き連ねる手口で自身のキャリアを築こうとするのを見れば、精神的に病んでいると考えられます
嘘をついても心が咎めないなら、これはもう人格障害に分類される症状です
ミーナがモデルとしてのは、ブッシュ政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官や国務長官を務め、「世界最強の女性」と呼ばれたたコンドリーザ・ライスなのでしょう。政治学者としても優秀な人物です
さて、経歴詐称が露見したミーナはどうするのでしょうか?
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