目黒女児虐待死事件を考える 「こどもに問題があった」と主張
目黒区の船戸結愛ちゃん虐待死事件で起訴された雄大被告の公判が続いています
第3回目の公判では香川県の児童相談所の職員が証人として出廷し、雄大被告の尊大で独り善がりの教育方針について語っています
結愛ちゃんを一時保護した際、雄大被告は児童相談所職員に食ってかかった際が明らかになっています
東京都目黒区で2018年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が虐待死した事件で、保護責任者遺棄致死や傷害罪などに問われた養父・雄大被告(34)の裁判員裁判の第3回公判が3日、東京地裁(守下実裁判長)であった。事件前、結愛ちゃんを一時保護した香川県の児童相談所の元担当者が出廷。しつけを巡って自説を繰り広げる雄大被告の態度に「あぜんとした」と証言した。
検察側の冒頭陳述などによると、結愛ちゃんらは同区に転居する18年1月まで同県に居住。同県の児相は16、17年に2度、けがをした状態で自宅外に放置された結愛ちゃんを一時保護した。
元担当者は、1度目の保護中に面談した雄大被告の様子について「『手を上げたのは悪かったが、全然しつけられていなかった結愛をここまでしつけたのは自分だ』などと、延々と自分の思いをしゃべっていた」と振り返った。
また、2度目の保護中、雄大被告は保護先の施設で結愛ちゃんと面会し、「帰りたいのか」「何で帰りたいんだ」「本心はどっちだ」などと結愛ちゃんを詰問したという。元担当者は「結愛ちゃんがかわいそうになるくらいだった」と語った。
2度目の保護の解除時、雄大被告は「しつけをしなかった実の父親がとがめられず、自分がとがめられるのは納得できない。児相は親が悪いと思っているだろうが、子供に問題がある」と話したといい、元担当者は「あぜんとして驚いた」と話した。
(読売新聞の記事から引用)
雄大被告は当時、あくまで躾であり教育であったと言い張っていたのでしょう
ただ、こどもの体に170か所もの傷を与え、食事を制限し、衰弱死させる行為を教育とか躾と呼ぶ人は誰もいません
雄大被告が勝手な理屈を並べ、躾と称しているだけで
それが如何に常軌を逸したものであったか、例として掛け算の九九を暗唱させようとした行動からも分かります。5歳児が掛け算の九九を覚える必要があったのでしょうか?
足し算も引き算もままならない5歳児に掛け算を教えて何をするつもりだったのか、大いに疑問です。英才教育を実践している気だったのか?
要するに5歳時には達成困難な課題を強制し、「できないから悪い」と決めつけ、体罰を加える口実にしていたとしか思えないのです
雄大被告はサイコパスに分類される人格偏倚者であり、5歳の女児をいたぶって愉悦を味わっていたのではないかと疑いたくなります
弁護人は「被告は父親になろうと努力した」などと、お涙頂戴の架空のストーリーを展開していますが、現実には己の異常さを隠蔽するため、躾だの教育だのと体裁を繕っているだけでしょう
もちろん、雄大被告がサイコパスだとしても、責任能力に問題があったわけではなく、確信犯的に虐待を継続していたのですから情状酌量の余地などありません
保護責任者遺棄致死罪の量刑である懲役20年でも生温いのであり、起訴内容を変更して被告の行為は殺人罪に当たるとし、無期懲役刑を求刑してもらいたいくらいです
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