カラテカ入江 闇営業で吉本芸人11名謹慎
トカゲの尻尾切りのように、カラテカ入江のみ解雇でお茶を濁そうとした闇営業問題ですが、結局は闇営業に関わった芸人11名も謹慎処分にする、と吉本興業が発表しています。
「5年前なので覚えていない」とぼかしつつも、なぜか口々に「ギャラは受け取っていない」と断言していた11名の芸人の態度を不可解に思った人は多かったはずです
当然ながら、週刊誌「フライデー」がこの件を取り上げると知り、カラテカ入江を中心に口裏合わせをし、「ギャラは受け取っていないことにしよう」と決めたのでしょう
そして最悪の場合、カラテカ入江が全部泥をかぶることで収拾を図る手はずだったと推測されます
しかし、吉本興業側が個々の芸人から聞き取り調査をした結果、11名の行動に問題ありと判断する「何か」が明らかになり、すでに公表されていた厳重注意処分だけでは足りず謹慎処分に至った…というところでしょうか
事務所を通さずに仕事をする“闇営業”を詐欺グループとの間で行った問題で、所属の吉本興業から当面の間、活動休止の謹慎処分を受けた雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が24日、事務所を通じて「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」などと金銭の授受を認め、謝罪した。宮迫はこれまでギャラは受け取っていないと主張していた。
宮迫は「この度は世間の皆様、関係者の皆様、並びに番組・スポンサーの皆様に大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。そういった場所へ足を運んでしまい、間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」と謝罪。「相手が反社会勢力だったということは、今回の報道で初めて知ったことであり、断じて繋がっていたという事実はないことはご理解いただきたいです」とあくまでも“反社会勢力”の会であることは知らなかったことを強調し、「詐欺集団・そのパーティーに出演し盛り上げている自身の動画を目の当たりにして、情けなく、気づけなかった自身の認識の甘さに反省しかございません。どれくらいの期間になるか分かりませんが、謹慎という期間を無駄にせず、皆さんのお役に立てる人間になれるよう精進したいと思います。改めて誠に申し訳ございませんでした」と謝罪で締めくくった。
“闇営業”を仲介したお笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也(42)は4日付で吉本興業から契約を解消され、7日にツイッターで騒動を謝罪。同日、宮迫も自身のツイッターを更新。騒動を謝罪した上で、当日のことは「5年前のことで記憶が定かでない部分が多く、結婚の二次会パーティーだった気がするんですが、入江君に顔だしてくれませんかと誘われて、一曲歌わせていただいた、という経緯だったと思います」と経緯を説明。
「ギャラはもらっていないのですが、パーティー後に参加タレントたちでいったお店、これも誰がいたのか記憶が曖昧ですが、その支払いを入江がしてくれたと記憶しています」とあくまでも“ノーギャラ”であったことを主張し、「知らなかったとは言え、後に逮捕されるような輩がいるパーティーに最年長の身でありながら気づくことも出来ず、出てしまった自分の認識の甘さ、脇の甘さを痛感し反省しております」と釈明した。
(スポニチの記事から引用)
各テレビ局、ラジオ局とも出演者の入れ替え、収録済み番組の差し替えなど、大変な騒ぎになると思われます。もちろん、違約金も発生するのは確実で、吉本興業と11名の芸人がそれを負担するわけです。闇営業が随分と高くつく結果になりました
背景にあるのは吉本興業の危機感でしょう。一部の芸人が平然と闇営業をやっている実態を重く見たのと、反社会勢力とあまりに安易に結びついてしまう警戒心の乏しさや、タレントのマネジメントが十分できておらず野放し状態になっている危うさをも考慮した結果なのかもしれません
過去には島田紳助を放任した結果、暴力団との繋がりを問題視され、切らざるを得なくなったという失態が吉本興業にはあります。その経験がまったく生かされていないのですから、よほど暗愚な経営者でない限り、危機感を抱くのは当然です
しかし、謹慎がいつまでなのか、何も基準などないのであり、復帰のタイミングを計るのは難しいと言わざるを得ません。復帰を宣言した途端、別のスキャンダルが露見するようでは困ります
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