ゲームで少女を誘い強姦 教師に実刑判決
教師による性犯罪を度々取り上げています。教師を聖職者と見るつもりはないものの、児童、生徒に手を出し被害を及ぼすのは大間違いと考えるからです
新任教師ならまだしも、長年教壇に立ち、思慮も分別もあるはずの中年世代の教師が性犯罪に走る実態は、「たまたま」とか「つい手が出てしまった」という表現で片づけられるものではありません
京都市内の小学校に務める教師が、11歳から14歳の少女に手を出し、実刑判決を受けていますので取り上げます
少女5人に対する強姦(ごうかん)や強制わいせつ、児童ポルノ禁止法違反(製造)などの罪に問われた京都市立御所南小学校の元教諭、藤井寿正(かずまさ)被告(47)=同市北区、昨年3月に懲戒免職=に対し、京都地裁(斎藤正人裁判長)は11日、懲役5年6月(求刑・懲役7年)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、藤井被告は2016年1月31日~18年1月21日、伏見区や大阪府門真市、宮崎市、岐阜県大垣市のホテルなどで、通信機能のあるゲームアプリで知り合った当時11~14歳の女子小中学生5人に対し、その年齢を知りながら計6回、性的暴行やわいせつな行為をし、5回は動画や写真を撮影した。
斎藤裁判長は判決で「わずか2年以内に同様の手口で、常習的で悪質。小学校教諭の立場にあり、厳しい非難に値する」とした上で、「被害弁償の意向を示し、保釈中に性依存症の治療を受け、再犯防止への姿勢を示していることなどを考慮しても主文の刑が相当」と述べた。
(毎日新聞の記事から引用)
藤井被告は東京都内の学校で長く教師をしており、京都の小学校に採用されたのは2015年から、とされます
京都市教育委員会の担当者によれば、賞罰はなかったとありますから、問題となるような犯罪歴はなかったのでしょう
しかし、上記の事件で逮捕された後はしばらくの間、黙秘しており、素直に罪を認めたわけではありません
藤井被告の所持品には複数の少女と性交する動画が収録されており、余罪が明るみに出たのであり、裁判官が常習性を指摘したのも当然です
加えて動画を撮影されたのは被害者も理解しており、それゆえ被害届を出せなかったという事情も加味すれば、犯行は悪質であり実刑は当然でしょう
ちなみに藤井被告には中学生の娘がいるのだとか。家族にとっても衝撃的な事件です
さて、ウェブリブログ事務局に対して、当ブログでの実名報道の扱いが人権侵害に当たるとか、プライバシーの侵害だとし、記事削除が幾度も請求されています
インターネットで検索すれば、ツイッターやブログの記事削除を請負う弁護士事務所のサイトが幾つも見つかりますし、商売として成立しているのが分かります
プロバイダー責任制限法とその運用のガイドラインによると、犯罪歴の扱いに関しては刑の執行終了をもって実名での掲載は止めるべき、とされているのだそうで
法律に抗う気はないものの、それでよいのかとの思いはあります
特に性犯罪者の場合、出所後も再犯に及ぶ危険があり、過去の性犯罪についてすべて匿名扱いにするのが社会の利益に資するとは限りません。なので、できる限り実名で取り上げる所存です
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