米韓首脳会談 ２分で終了に韓国激怒
１泊３日という、弾丸ツアー並みの強行日程でアメリカを訪問した文在寅大統領ですが、ホワイトハウスでの米韓首脳の直接会談はわずか２分で終わった、と報じられています
文大統領はトランプ大統領を説得し、金剛山観光と開城工業団地の再開を認めさせた上で、３回目となる米朝首脳会談の橋渡しをする気でいたのですが、どれも失敗に終わりました
このアメリカ側の対応について、韓国では「屈辱的な扱いを受けた」と憤る反応が見られるとレコードチャイナが記事にしています
文在寅大統領を「外交の天才」だと大絶賛してきた韓国の支持者には、このようなアメリカの対応は我慢がならないのでしょう。支持者たちは、「同じ民族を相手に北朝鮮が核兵器を使用するはずがない」と盲信しており、さらに北朝鮮が核兵器を所持したまま南北統一が実現すれば、自分たちが核兵器保有国として強者の立場を得られると期待してもいます
2019年4月12日、韓国・アジア経済によると、米国で11日（現地時間）に行われた米韓首脳会談で、ドナルド・トランプ大統領が急きょ、予定になかった記者との質疑応答の時間を設けた。そのため両国首脳の単独会談はわずか2分しか行われなかったという。
5カ月ぶりに会談したトランプ大統領と文在寅（ムン・ジェイン）大統領は「米韓同盟は過去のどの時よりも緊密だ」と強調した。しかし、当初15分行われる予定だった単独会談は、両首脳の冒頭発言の後に記者とトランプ大統領との質疑応答が27分ほど行われたため、わずか2分で終了したという。
記事は「単独会談は両首脳が北朝鮮の非核化問題をめぐり本音で話し合う時間になると期待されていた」と伝えている。
ただ、トランプ大統領は会談で、北朝鮮への制裁を強調しつつも、韓国が北朝鮮に食糧供給など人道的支援を行うことについては肯定的な考えを示したという。
これに、韓国のネットユーザーからは
「2分！？カップラーメンでも3分かかるのに」
「これはひどい。あいさつしただけで終わったのでは？」
「通訳の時間を考えると話した時間は1人30秒…。せっかく遠くまで行ったのにばかにされた気分」
「2分のために飛行機で12時間かけて行ったの？大恥をかかされた」
「それなら電話で会談すればよかったのに」
「文在寅パッシングだ。トランプ大統領は文大統領と話したくなかったのだろう」
など驚きや落胆の声が上がっている。
首脳会談前に事務方同士で意見のすり合わせを行うが通常であり、アメリカが経済制裁緩和を主張する韓国を不快視していると事前に承知していたはずです。それでもなお経済制裁の緩和を文在寅は持ち出したため、トランプは会談も交渉も拒絶したというのが実際のところでしょう
これでもなお、韓国政府は「韓米首脳会談は大成功だった」と発表するのでしょうか？
前回の首脳会談でも、直接の会談が早々に打ち切られ、あとはトランプ大統領がメディア相手に勝手にべらべらとしゃべり、文大統領が発言した際には、「通訳しなくていい」と耳も貸さずに席を立っています
つまりまったく相手にする気がないのであり、アメリカが対北朝鮮への姿勢を変えるつもりはないと伝わってきます
これで文在寅が独自の北朝鮮支援政策を実行しようというのなら、トランプは韓国への制裁を口走るでしょう
経済政策で失敗し、支持率が急落している文大統領としては外交でポイントを稼ぎたかったのでしょうが、これでは同情されることはあっても支持はされないと思われます
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