衆議院議員辞職　田畑毅のゲスの極み: 夾竹桃日記

2019年03月12日

衆議院議員辞職　田畑毅のゲスの極み

事件を考える ニュース

唐突に自民党離党を願い出て、その後、週刊誌で女性スキャンダルがスクープされた田畑毅衆議院議員は、３月１日付けで議員辞職が認められました

主なスキャンダルは２件あり、当時交際中だった女性を酒で酔わせ合意なく性行為をし、それを動画に撮影していたというものが１つ。さらに当時１８歳未満だった女性と性交渉を重ねていたという淫行疑惑です

田畑毅は辞職前も辞職後も雲隠れ状態で、何ら説明責任を果たしていません

週刊新潮、週刊文春とも記事を掲載していますが、ここは夕刊フジの記事を引用ておきます

「ウソでしょ！　なんでこんな、全裸で寝てるとこ撮ってるの？」「消すよ、全部消す」「私、盗撮の件を言ってるんですよ」「盗撮の件は、自分が完全に見たかっただけです、はい」

昨年末、交際相手の２０代女性Ａさんに酒を大量に飲ませ泥酔した状態で性行為に及び、その一部始終をスマホで盗撮していた田畑毅・元衆院議員（４６）。

「先月下旬、週刊新潮と週刊文春が同時にそのスキャンダルを報じましたが、インパクトがあったのは新潮が公開した音声。あたふたした様子はリアリティーがあって、実際に犯行を認めているし、言い逃れができない。視聴者からもこんな最低のバカ男が国民の代表をしているのはおかしいという意見が多数寄せられています」（報道番組プロデューサー）

Ａさんは２月６日、愛知県警に準強制性交等罪で刑事告訴。現在、捜査１課による関係者への任意聴取が続いているというが、田畑氏はなんの説明もしないまま雲隠れしている。だが先週発売の週刊文春で田畑氏の余罪が明らかに。

２０１０年に田畑氏とＳＮＳで知り合った当時高校２年生の女性Ｂさんの告白で、田畑氏は彼女を未成年と知りながら、錦糸町の自宅マンションに連れ込み淫行。大人のおもちゃを見せて「試してみる？」と聞いたかと思えば、ついには抵抗する彼女に覆いかぶさり、ハンディカムで撮影しながら無理やりことに及んだという。日本銀行を退職し、当時「俺は政治家になる」と野心をみなぎらせていた田畑氏が、全精力を集中したのはＡＶ監督のまねごとだった。

被害者のＡさんとＢさんに共通する田畑氏のやり口は３点。Ａさんはフェイスブック、Ｂさんはミクシィという違いはあれ、どちらも田畑氏がメッセージを送った「ＳＮＳでの女漁り」。

２つめは、女性と性行為するまでをひたすら写真やビデオで「盗撮」すること。そして３つめは彼女らの意思を無視して「避妊しない」こと。みずからの欲望の赴くままに、まさにやりたい放題である。

「普段はおとなしく優柔不断。有権者の前ではまじめで通していましたが、彼が事務所のパソコンで検索していた履歴を見るとデリヘルのホームページが多かった。政治活動よりもそっちに執着していた。今回は当初、ハニートラップと噂されましたが、金銭目的ならすでに示談に応じているはず。あまりのゲスっぷりに被害者の怒りが収まらなかったのが本当のところです」（後援会関係者）

記事を引用していて、気が滅入ることこの上ありません

国会議員になって何か政策を実現したいのではもなく、ただ女遊びがしたかっただけなのでしょう

もちろん、弄ばれた女性の恥辱、憤りを軽視するつもりはありませんが

週刊新潮は、「国会会期中だったので逮捕さえなかった」と書き、それが官邸の意向を反映しているかのように匂わせたり、自民党の二階幹事長への忖度だと示唆する書き方をしています

しかし、国会会期中の不逮捕特権といえども絶対的なものではなく、国会の承諾があれば逮捕は可能です。特に政争の焦点になるような事件ではなく、田畑毅個人のスキャンダルなのですから、逮捕に反対する国会議員はいないはずで…

警察の方が腰が引けてしまい、逮捕に消極的だったというのが実際なのでは？

田畑毅に警察の動向を左右できるほどの政治力はないのでしょうし

事件の処理はどうなるのでしょうか？

警察は書類送検し（身柄付きではなく）、検察に判断をゆだねると思われます

検察の方は起訴を前提に調べを進めるものの、現実としては被害者との間で示談を成立させ、被害届を取り下げるのを期待して時間稼ぎをするのかもしれません

最終的には起訴猶予で決着、というのが落としどころでしょう

田畑毅が起訴猶予後に会見する、などという可能性はなく、逃げ隠したまま世間が忘れてくれるのを待つだけ、と予想します