韓国駆逐艦レーダー照射事件 駆逐艦は何をしてのか?
日韓の非難合戦になっている、韓国海軍駆逐艦による火器管制レーダー照射事件は、年を越しても決着する気配はなく、こじれそうな気配のままです
韓国側は現場を公海上だったなどと誤魔化そうとしているのですが、日本の経済的排他水域内であり、そこに国旗も軍旗も掲揚していない韓国の駆逐艦がいた事実を軽視できません
救難信号を出していた北朝鮮の漁船の救助をしていた、と韓国側は説明しているのものの、信用できません
いつ、どのような形で救助の要請があったのか何も明らかにされていないのです
ちなみに日本の海上保安庁も、海上自衛隊もそのような救助の要請は確認しておらず、韓国の海上警察と駆逐艦がどうやってそれを知りえたのか、朝鮮半島から遥に離れた日本の近海までなぜ出張って来たのか、謎です
北朝鮮の一般的な漁船は無線を積んでいないため、無線での救助要請はできません
しかし、今回救助されたという漁船に無線が備わっていたとすれば、これは漁船に偽装した北朝鮮の工作船であったと推測されます
荒木和博拓殖大学教授はフェイスブックに、以下のような推論を書いています
韓国側は「遭難した北朝鮮漁船の救助活動をしていた」と主張しているが、レーダー照射事件が発生したのは12月20日の午後3時頃であり、救助した生存者3人と遺体1体を北朝鮮に引き渡すと通知したのが翌21日、実際の引き渡しが22日午前11時と手回しが良すぎる
通常であれば事情聴取や意思確認、検視、健康診断等を行うはずであり、最低でも数日は必要であるはずだが、これだとよっぽど早く返してしまいたかったのではないかと推測される
だいいち、韓国政府が発表した映像による北朝鮮船には破損した様子も沈没しそうな切迫した状況もなく、このような船で漁をするとなると10人くらい搭乗するのが普通であり、4人では漁はできない
このような状況で2隻のボートを出すのも不自然であり、かつ、韓国政府・統一部による12月22日付の報道発表では「(海洋警察ではなく)海軍が救助活動を行った」とされている
以上の状況証拠から、北朝鮮の乗組員は北朝鮮に送還されたくないと思っており、かつ、北朝鮮海軍の能力では日本のEEZにまで入った船を追跡するのは困難であることから、北朝鮮から韓国政府に拿捕を求められたのではないか
そして大統領府の命令で海洋警察が取り押さえ、大慌てで北朝鮮に返してしまうという過程で、海軍まで動員せざるを得ないほどのことだった、というところではないか
他にもさまざまな説を唱える人がいます。が、火器管制レーダーを照射してでも自衛隊の哨戒機を現場から追い払う必要があった、という見方は信憑性があります
韓国政府が北朝鮮と秘密裏に何やら交渉しており、日米には知られたくない取引を行っていた可能性が浮上します
駆逐艦は魚釣りのボートではないのですから、日本の排他的経済水域まで出張ってくる理由・事情があったのでしょう。つまり秘密の任務を与えられ、数日前に出航して現場の海域までやってきたと考えるのが自然です
その辺りから韓国を問いただしたいところですが、嘘の釈明しかしないので無駄です
有耶無耶にしたのまま、逃げ切りを図りたいのでしょう
日本政府はどうするのか、曖昧決着は容認できません。日本に対してなら何をしてもよい、との実例を生むことになり、後々問題になるからです
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