自殺のセクハラ教師に退職金不支給決定
教師による児童・生徒へのわいせつ行為を度々、当ブログでは取り上げています
安全であるべき教育の場が性犯罪者の餌場になっている現実に対し、教育委員会など行政サイドの甘い対応が目につき、怒りと不安を覚えるからです
わいせつ行為は性犯罪であるにもかかわらず、被害者が刑事告発しない限り教育委員会は軽微な処分にとどめ、性犯罪者である教師をそのまま教壇に立たせるケースも見られます。その結果、新たな被害が広がるわけで…
今日は山形県の公立高校の教師のケースを取り上げます
山形市内の県立高校の女子生徒にセクハラ行為をし、自宅謹慎中に自殺した40代男性教諭に対し、県教育委員会は27日の委員会で退職手当を支払わないとする支給制限処分(全部不支給)を決定した。退職手当支払いの是非を審議する県退職手当審査会の決定に従った。男性教諭が勤務していた高校の50歳代校長については戒告処分とした。
会見した広瀬渉教育長らは「被害に遭われた方々、保護者の方々、県民の方々に心からおわび申し上げます」と陳謝した。
県教委によれば、男性教諭は、平成29年6月から9月ごろ、放課後に顧問を務めるクラブの女子生徒を「指導したいことがある」などと呼び出し、校内の準備室で2人きりになる状況で、キスしたり抱きついたりするなどの行為を数回行った。30年4月から6月にも別の女子生徒に同様の行為を行うほか、キスを強いる発言もした。
県教委によれば、数人の女子生徒が被害を受けたという。
また県教委は27日、尾花沢市内のコンビニエンスストア内で女性従業員のでん部を撮影し、山形区検察庁が県迷惑行為防止条例違反で略式起訴した同市立小学校の50歳代男性教諭を停職1年の懲戒処分にしたと発表した。男性教諭は同日、依願退職願を提出し承認された。
(産経新聞の記事から引用)
この自殺した教師への退職金の不支給というのは、山形県で初の事案なのだとか
自殺せずに懲戒審査を受けていたなら懲戒免職に相当する、との理由から不支給となったものです
記事の下段にある盗撮行為を行った教師については、依願退職したため退職金は支払われるのでしょう(停職1年の懲戒処分ですから、減俸処分された給与を元に算出した退職金が支払われるます)
青春の1ページたる高校生活の思い出が、性犯罪教師によって汚されてしまったのですから、被害に遭った生徒にとっては不快感しかないでしょう
この種の事件については、「抵抗しなかった女子高生も悪い」と意見する人がいます
しかし、学校内という場で教師からいきなり抱きつかれたり、キスされるという事態に対し、「驚きで抵抗できない」状態に陥ると考えられるのであり、毅然として拒否し逃げるといった回避行動を取るのは困難です
被害者を責めても何の益もありません
責めるべきは性犯罪教師の方です
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