性犯罪者を教員採用　さいたま市: 夾竹桃日記

2018年05月27日

性犯罪者を教員採用　さいたま市

過去に猥褻行為で懲戒免職処分になった教師を、さいたま市教育委員会は十分な身元調査もせず採用していた、と報道されています

問題の教員、長山真人（４９）が女子高生に現金を渡し、いかがわしい行為をした疑いで逮捕されたため、過去に懲戒免職処分を受けていた事実が発覚したものです

中途退職した元教員を再雇用するにあたっては、退職の経緯など元の勤務地の教育委員会に照会し、懲戒事案の有無を確認するのが筋なのですが、さいたま市教育委員会は提出された履歴書のみを見て採否を決めるという杜撰な仕事をしていたようです

綱紀粛正が必要なのは教育委員会の事務職員でしょう

わいせつ懲戒歴の教諭採用

女子高生にわいせつな行為をしたとして、警視庁に児童買春・ポルノ禁止法違反（買春）容疑で逮捕されたさいたま市立中の長山真人教諭（４９）について、さいたま市教育委員会が過去にも富山県立高教諭時代に同様の行為で懲戒免職になっていた事実を把握せずに採用していたことが２５日、市教委への取材で分かった。市教委は２４日付で懲戒免職とした。

警視庁は１６日、ツイッターで知り合った高校１年の女子生徒に３月、現金を渡してわいせつ行為をした疑いで逮捕した。

釈放後に市教委が確認したところ、富山県で高校教諭だった平成１４年、女子高生にわいせつな行為をしたとして逮捕され、懲戒免職になっていたことが判明。市教委は昨年４月に技術科の臨時教諭として採用したが、履歴書に過去の処分歴は記載されていなかった。

市教委の担当者は「提出書類に不自然な点はなかった。再発防止に努めたい」としている。

（産経新聞の記事から引用）

１６年前のわいせつ行為で懲戒免職処分を受けており、刑事罰と行政処分が済んでいるのだから、もう時効ではないか（過去の犯罪で就労の制限をすべきではない）との考えもあるのでしょう。しかし、教師という立場で未成年者と接する職に就くのは禁じるべきであり、その証拠に４９歳の今になっても女子高生との援助交際に手を染めており、反省など感じられません

長山容疑者の懲戒処分の有無を富山県教育委員会に照会しなかった、さいたま市教育委員会の人事担当者も職務怠慢で懲戒に付す必要があります

あるいは、さいたま市教育委員会ではこれまでにも中途採用者の前歴の照会など、まったくしていなかったのでしょうか？

そちらの方が大問題です

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