ＴＯＫＩＯの山口達也不起訴も損害は５億円: 夾竹桃日記

2018年05月02日

ＴＯＫＩＯの山口達也不起訴も損害は５億円

女子高生への猥褻行為で書類送検されていた、ＴＯＫＩＯの山口達也について不起訴処分になったと報じられています

しかし、山口が書類送検後もテレビの収録に参加していたため、収録した番組は放送できないか、あるいは再編集が必要とされる事態になっています

当然、その損失分についてはジャニーズ事務所に請求が行くのでしょう

無期限の謹慎処分が決まったＴＯＫＩＯの山口達也（４６）による強制わいせつ事件が、芸能界に与えた影響は甚大だ。テレビ・ラジオのレギュラーやＣＭは相次いで降板や放送中止となり、その損害だけでも億単位にのぼる。ＣＭに至っては、ＴＯＫＩＯとしての出演がほとんどで、グループに与えた打撃も大きい。酒による狼藉で失った信用の代償は償いきれない果てしなさだ。

福島県は２６日、県農産物の販売促進のためイメージキャラクターとして起用したＴＯＫＩＯのポスターを撤去。１２年から県産のコメやモモなどの安全性をＰＲしてきたが、「（掲示は）当面見合わせる」としている。

スズキも２６日、ＴＯＫＩＯが出演する小型車、ソリオのＣＭの放送中止を決めた。１５年から起用していたが、ホームページ上からも、メンバーが写っている関連写真を削除した。

ヤマト運輸もＣＭの放送を当面見合わせると説明している。

芸能評論家の肥留間正明氏は「たとえ人気グループのメンバーでも、わいせつ事案はお茶の間の拒否反応が強い。山口自身の芸能活動は本当に厳しくなるだろう。そして今後、たとえ山口が残っても残らなくてもＴＯＫＩＯへのイメージダウンも避けられない。それぐらいわいせつ事案というのは影響が大きい」と指摘する。

レギュラー番組も日本テレビの「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！」や「幸せ！ボンビーガール」、「ＺＩＰ！」などの降板は必至だが、事件の舞台となったＮＨＫ・Ｅテレ「Ｒの法則」に至っては番組打ち切りすら濃厚だ。

そして、ここに来て、テレビ各局の山口に対する不信感が高まっているのだ。というのも、書類送検の事実が明らかになった２５日にも、山口は朝から「ＺＩＰ！」に出演し、午後にはフジテレビ系「ＴＯＫＩＯカケル」の収録に参加していたからだ。

「日本テレビは、ＮＨＫの一報で書類送検の事実を知ったほど。『ＺＩＰ！』の担当者らは対応に追われてドタバタだったそうです。つまり、何ごともなかったかのように出演を続けるつもりだったのかと、スタッフからも怒りの声が上がっています」と広告代理店関係者。

（ＺＡＫＺＡＫの記事から引用）

ジャニーズ事務所としては山口達也の解雇も考えたのでしょうが、現状は無期限謹慎の扱いです

しかし、不起訴処分になったからすぐに芸能活動再開とはいかないのであり、グループ解散を含め、いくつかの選択肢を検討しているのでしょう

アルコール依存や飲酒によるトラブルを事務所側は知っていたのであり、病院でも治療も受けさせていたくらいですから、まったく想定外の事態とは言えません

ですから、アルコール依存症治療のため完全に休業させなかったのは事務所側の判断が甘かった、とも考えられます