新潟女児殺害事件５　車をわざとぶつけて: 夾竹桃日記

2018年05月21日

新潟女児殺害事件５　車をわざとぶつけて

事件を考える ニュース

５月７日夜、新潟市西区のJR越後線の線路上で、小針小学校２年の大桃珠生ちゃん(７)が死亡しているのが見つかった事件で、続報をいくつか取り上げます

逮捕された小林遼容疑者は警察の取り調べで、「交通事故を起こし（珠生ちゃんに車をぶつけてしまい）、パニックになって首を絞めた」と供述しています

前に、珠生ちゃんの遺体に車と接触した痕跡はなかったと報道を取り上げましたが、検証の結果、珠生ちゃんのランドセルには車と接触したと見られる痕跡が残っていたのとか

小林容疑者は車を低速で走らせ、後ろからわざと珠生ちゃんにぶつけたのでしょう

その後、病院に連れて行くなどと口走り、車に珠生ちゃんを乗せたものの、抵抗されたため慌てて首を絞め殺害した…というのが実際の犯行なのかもしれません

が、小林容疑者は偶発的な事故であるかのように言い張っているものの、これは計画的な犯行でしょう

新潟市西区のＪＲ越後線の線路で、近くに住む小学２年の大桃珠生さん（７）の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕された会社員、小林遼容疑者（２３）が連れ去り直後の車内で大桃さんの首を絞めて殺害したとみられることが１６日、捜査関係者への取材で分かった。車内には清掃した形跡があることも判明。新潟県警新潟西署捜査本部は、小林容疑者が証拠隠滅を図った可能性もあるとみている。

関係者によると、司法解剖の結果から、大桃さんは７日午後３時１５分すぎに連れ去られた直後に殺害されたとみられる。

小林容疑者は車を運転中に事故を起こして大桃さんと接触し「パニックになって車に乗せた」と供述しているが、新たに「（すぐに）首を絞めた」などと話していることも分かった。

捜査本部は、車や遺体に接触事故があったような痕がないことから事故は虚偽だとみているが、遺体の状況から、車に乗せた直後に首を絞めて殺害した可能性は高いとの見方を強めている。

また、捜査本部が犯行に使われた黒の軽乗用車を押収して車内を調べたところ、清掃されたような形跡が確認された。小林容疑者が証拠隠滅を図ったとみられるが、詳細な鑑識活動では、車内から毛髪といった微物が見つかっており、捜査本部が鑑定を急いでいる。

（産経新聞の記事から引用）

車をわざとぶつけてから病院へ取れて行くと騙し、わいせつ行為に及ぶのが小林容疑者の描いた犯行計画だったのでしょうが、珠生ちゃんが大声を発したため慌てた小林容疑者が首を絞めた可能性があります

しかし、「最初から殺害するつもりはなかった」と言い張ったところで、現に絞殺しているのですから通用しません

加えて、事件当日は仕事を休んでいたのですから、最初からやる気満々だったのでしょう

さて、小林容疑者が県青少年育成条例違反（１８歳未満に対する淫行）で書類送検されていた件はすでに取り上げたところです。しかし、それだけではなく山形県内でも同様の事件を起こしていた可能性が、県警関係者の口から示唆されています

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