新潟女児殺害事件３　２０代男性が重要参考人: 夾竹桃日記

2018年05月15日

新潟女児殺害事件３　２０代男性が重要参考人

事件を考える ニュース

体調不良によりブログの更新が滞っていました（今年、何度目になるやら）

パソコンでニュースの文字列を眺めていると、車酔いのような状態になるため、関心のある事件の続報も取り上げられないままでした

以下、昨日アップしようとした内容を載せます

すでに新潟県警は重要参考人として事情聴取していた男、小林遼（はるか）を逮捕済みですが、順を追って書きますのでご了承願います

大桃珠生ちゃん殺害事件の後になって、新潟市西区近辺で黒い服に黒いサングラスの男が、女子小学生や女子中学生を狙う事件が相次いでいたことが発覚しています

この事件の犯人がいつも黒い服装で自宅から出入りしていたと考えられますならば近所の住人も、「あの家の息子はいつも黒い服を着ている」と、思い当たるのは当然でしょう

新潟市西区青山水道のＪＲ越後線の線路で、近くに住む、小学２年の大桃珠生（たまき）さん（７）の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、新潟県警新潟西署捜査本部は１４日、現場近くに住む２０代の男が事件に関与した疑いもあるとみて任意で取り調べを始めた。詰めの捜査を急いでいる。事件発生から１週間で急展開を迎えた。

事件は７日午後１０時半ごろ、遺体をはねた列車の運転士らからの１１０番通報で発覚。顔に鬱血があり、列車にはねられる前に首を絞められるなどして殺害された可能性が浮上した。司法解剖で死因は窒息と判明し、新潟県警は翌８日、殺人と死体遺棄容疑で新潟西署に捜査本部を設置していた。

大桃さんは７日午後３時ごろに数人の友人と下校し、同１５分ごろに自宅近くの踏切付近で別れた。その後、線路を渡った先にある自宅へ続く生活道路を１人で歩いているところが目撃されており、この付近で何者かに連れ去られるなどした疑いが強まっていた。

また、現場の線路は単線で、遺体は上下線の運行の合間を縫った同１０時２０分から３０分までの約１０分間に遺棄されたとみられる。捜査本部は下校時間帯に加え、遺棄時間帯の目撃情報を集めるなどし、不審人物の特定を進めていた。

大桃さんが遺棄当日の７日朝の登校時、「サングラスをかけた黒い服のおじさんに追いかけられた」などと友人らに話していたことも分かり、事件との関連を調べていた。

（産経新聞の記事から引用）

大桃珠生ちゃんが殺害される前に、こうした不審者情報が共有されなかったのは残念なことです。不審者に追いかけられた、体を触られそうになったと警察に届出があったとしても、それで警察が大人数の捜査員を投じて逮捕に乗り出したりはせず、せいぜい１日に朝夕の２回程度、パトカーを巡回させて終わりでしょう

そうした組織上の問題から、対応が後手に回ってしまったのは否めません

結局、被害者が出て、事件になってからしか動けないのです

犯人の動機を推測すれば、間違いなく強制わいせつが目的であり、単に声をかけただけ、などという弁解は通用しません

同様の犯行を繰り返しているとなれば、心の内からこみ上げてくる衝動を抑えられなくなっており、犯罪であるのを承知の上で次々と小学生や中学生を狙ったと言えます

逮捕後は、あれこれ言い逃れを重ね、強制わいせつ目的ではなかったと主張するのかもしれませんが

本人が否定すればするほど、強制わいせつ目的だと知らしめるだけです