小川参議院議員の息子 強制わいせつで再逮捕

政治家の息子だから、というわけでもありませんが、新聞各社の記事の見出しは小川勝也参議院の息子、と明記されています
日大芸術学部に在籍する小川遥資被告は現在、昨年逮捕された強制わいせつ容疑で公判中です。その小川被告を今になって警視庁麹町署が新たな強制わいせつ致傷容疑で逮捕したと報じられていますので、取り上げます


路上で女子中学生の身体を触るなどしてけがをさせたとして、警視庁麹町署は7日、東京都千代田区麹町、大学生、小川遥資(ようすけ)容疑者(22)を強制わいせつ致傷容疑で逮捕した。小川容疑者は民進党の小川勝也参院議員(北海道選挙区選出)の長男。
容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は昨年10月12日夕、千代田区内の路上で、歩いていた女子中学生に近づき、背後から口をふさいでわいせつな行為をしようとし、頭部打撲など全治約1週間のけがをさせたとしている。「性的動機で近づいたことは間違いない。口をふさいでけがをさせた意識はない」と供述しているという。
同署によると、小川容疑者は昨年11月、埼玉県所沢市内の路上で帰宅途中の小学生の女児2人の身体を触ったなどとして、強制わいせつ容疑で埼玉県警に逮捕、起訴されている。
(毎日新聞の記事から引用)


ちなみに2月5日、さいたま地裁で小川遥資被告の初公判があり、小学生2人に対する強制わいせつの事実を認めています。犯罪事実を素直に認め、早期に裁判の決着を求める姿勢を示したものと理解できるのですが、今になって余罪が発覚すると話は別です
埼玉県警に逮捕され、警察及び検察の取り調べを受けた際、小川被告は「他にやっていないか?」と余罪について執拗に追及されたはずです
しかし、起訴されたのは上記のように所沢市内での小学生に対する強制わいせつ事件の2つだけですから、小川被告は余罪について頑なに否定したのでしょう
事件の処理としては、今回の事件だけ別件として新たに起訴し、裁判になるものと予想されます。所沢の2件については、初犯ということで執行猶予付き判決になる可能性が大ですが
しかし、余罪として発覚した件については裁判官、裁判員の心証は極めて悪く、被害者に怪我を負わせている事実を否認しているため、実刑もあり得るでしょう
この上さらに余罪がボロボロ発覚するような事態になれば、反省の欠片もなく、知らぬ存ぜぬで罪から逃れようとする卑劣漢だと、世間一般は見なすでしょう
父親である小川参議院議員も息子に対し、「他にやっていないのか。すべて警察に話すように」と諭したはずです。父親もさぞ、呆れているでしょう
インターネットのニュースのコメント欄に、逮捕されて起訴された後、保釈したため小川被告が再犯に至ったかのようなコメントを書き込んでいる方がいます。しかし、時系列からすれば所沢での事件の前に本件犯行を行っているのであり、事実誤認です

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