「ベトナム戦争時の韓国軍蛮行は日本のせい」と韓国研究者: 夾竹桃日記

2018年02月23日

「ベトナム戦争時の韓国軍蛮行は日本のせい」と韓国研究者

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ベトナム戦争に韓国軍が参戦し、数多くの女性をレイプし虐殺した蛮行は広く知られているところですが、韓国内ではいまだこれを正視せず、黙殺しているのが現状です

自分たちは日本に虐げられた被害者であると主張するのみで、ベトナム戦争時の民間人虐殺や女性蹂躙は無視するというダブルスタンダードが通用するはずもありません

ベトナム戦争時の蛮行を韓国メディアが取り上げると、必ず退役軍人の組織から「ベトナム戦争に従軍した兵士の名誉を汚すのか。けしからん」と抗議が寄せられるのが通例なのだとか

時には新聞社に直接乗り込んで暴れまわり、資材を破壊する事件にまで発展し、暴力で言論を封じようとするケースも見られます

このベトナム戦争時の蛮行について、徐勝立命館大学コリア研究センター研究顧問が、「日韓併合時代に日本軍による訓練を受けた一部の韓国軍人のせいだ」とする見解を発表していますので、紹介します

ぶっちゃけ、「都合の悪いことはすべて日本のせい」にする、韓国人特有の思考に基づく発言です

元記事が韓国語なので、いつものようにインターネットの掲示板「５ちゃんねる」に貼られた蚯蚓記者の翻訳を引用させてもらいます

（前略）

ソンミ虐殺事件は1968年2月22日、韓国海兵部隊がソンミ村を急襲して、生後二カ月の赤ん坊を含む女子供を中心に135人を虐殺した事件だ。韓国軍の手法はほとんど同じだ。

村の人々を集めて、女たちを強姦し無差別射撃と手榴弾で虐殺した後、村を燃やした悪鬼のような蛮行だ。

このような蛮行について韓国ではかつて、カン・ジョング、ハン・ホング教授が「日帝の支配を受けたと自分たちの被害性だけを見るのではなく、加害性も見なければならない」として「ごめんなさいベトナム」運動を起こした。最近では「韓国・ベトナム平和財団」を中心に国家賠償請求訴訟も提起されており関心が高まっている。

もちろん米国の圧力があったとしても韓国政府の責任は追及されるのが当然で、人道主義や正義の審判などの一般的な接近だけでは不十分だと思う。

韓国軍蛮行の現場を見て証言を聞きながらすぐに済州4・3事件や居昌虐殺事件、白善燁軍が智異山一帯で行った残忍非道な「討伐」作戦を思い浮かべた。

そこで作戦を指揮した将軍らは日帝の軍事教育を受け、満州で戦略の村を作って抗日運動を掃討した「間島（カンド）特設隊」や関東軍または満州軍出身者などだ。

ベトナム人民に行った天人共怒する虐殺蛮行は満州で済州で智異山で私たちの民衆がすでにされてきた苦難である。

その上、我が国ではいわゆる「親日派」がまだ生き生きとこの社会の中心部を掌握している。それなら私たちはパク・チョンヒと虐殺軍事指揮官の責任を問わなければならないが、何より私たちの中の日帝残滓清算を成しとげてこそ、ベトナムの虐殺事件に対する真の過去清算ができるだろう。

日本で過去清算に最も否定的な右翼らは韓国軍のベトナム人民虐殺事件に非常に高い関心を持っている。日帝の蛮行を糾弾する韓国人に、「君たちがやったことはどうなんだ？」と言いたいのだ。

しかし、その蛮行はかつてアジアで日本軍が犯したことで、日本軍の伝統を受け継いだ韓国軍の暴力的な軍事訓練によって鍛練された日本軍の分身たちが犯した悪行ということを忘れてはならないだろう。

（京郷新聞掲載記事「ベトナム民間人虐殺と日帝の影」より引用）

我々韓国人もベトナム人も「日帝による蛮行」の被害者であると、自身の責任を棚上げにして被害者面する皮の厚さにはうんざりさせられます

戦地では略奪でもレイプでもやりたい放題、という軍紀もないチンピラを送り出したのは韓国政府であり、「日本のせいだ」とか「アメリカが参戦を強要したからだ」などと筋違いの屁理屈を並べるのが研究者のすることか、と言いたくなります

挙句に、ベトナムへの謝罪を示すのではなく、「日帝残滓を清算することがベトナム戦争における蛮行を清算するすることだ」などと、斜め上の結論を持ち出して満足する姿は気持ち悪いにもほどがあります

ベトナムの被害者たちの声など無視し、脳内の屁理屈ですべて完結した気になっているのですから…