和歌山スプレー事件 女児監禁で宮下容疑者を再逮捕

昨年12月、和歌山県田辺市で下校途中の小学生女児が、催涙スプレーを噴射されて顔がただれるという傷害事件がありました
逮捕された田辺市の臨時職員宮下裕介容疑者についての続報を取り上げます
本件逮捕時は成人なので実名で報道されていたのですが、余罪が発覚した途端(犯行時は未成年であったため)、匿名扱いになっています
女児を狙う卑劣な犯行を重ねてきた宮下容疑者を匿名にする理由はないと判断しますので、当ブログは実名表記で通します


和歌山スプレー男 別の女児への誘拐と監禁容疑で再逮捕
和歌山県田辺市で小学生女児にスプレー缶の液体を吹き掛けて重傷を負わせたとして逮捕された同市臨時職員の男(20)について、県警田辺署は10日、別の女児に対する未成年者誘拐と監禁の疑いで再逮捕した。
逮捕容疑は2016年6月30日午後7時ごろ、市内の公園で遊んでいた同市の小学生女児を園内の公衆トイレに連れ込み、個室に約1分間、監禁したとしている。
女児にけがはなかった。男は当時18歳だった。調べに「監禁するつもりはなかった」と容疑を一部否認している。
同署によると、男は女児にトイレの場所を聞くふりをして誘い出したという。押収した男のパソコンから監禁の様子を撮影した動画データが見つかった。
男は昨年12月、スプレー缶による液体噴射事件で傷害容疑で逮捕され、容疑を強制わいせつ致傷に切り替えて和歌山地検田辺支部に送検された。同支部は10日、強制わいせつ致傷について処分保留とした。
(毎日新聞の記事から引用)


さて、宮下容疑者は12月の事件について、当初は動機について「(女児が)車の前に飛び出してきたことに腹を立てた」と説明していましたが、その後「女児の体に触ろうと思っていた」とわいせつ目的だったことを認めています。そのため、和歌山県警は容疑を強制わいせつ致傷に切り替えて送検しています
余罪の方ですが、ビデオカメラ片手に女児をトイレに連れ込んだとは思えませんので、身の付けるタイプの隠しカメラを装着していたのでしょう
つまりはわいせつ行為をし、その様子を撮影しようと企んでいたわけです
それでも、「監禁するつもりはなかった」と否認しているのですから、呆れます
そもそもなぜ、田辺市役所は宮下容疑者のような人物を市の臨時職員(どのような部署であったか分かりません)に雇ったのでしょうか?
田舎なので、市議会議員の口利きも考えられます
田辺市役所側の説明では、正規職員の書類作成を補助する事務を担当させていたとありますので、清掃部門のような現業ではなく市役所内での勤務だったと判明しています
個人情報を晒すのが目的ではありませんが、宮下容疑者のプロフィールなりがもっと報道で取り上げられてもよいはずなのに、検索しても出てこないのは不可解です
地元の中学、高校を卒業して現在に至るのでしょうから、彼を知る人は少なくないはずですが
それに狭い地域ですので、他にもっと余罪があるなら、地元で噂も立っていたと思われます
ニュースバリューがないと判断し、全国紙は記者を送ってまで掘り起こすような取材はしないのでしょう

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