女児に催涙スプレー 20歳の男を逮捕

和歌山県田辺市で下校途中の女子小学生に若い男がスプレーを吹き付け、顔の皮膚がただれる重傷を負わせた事件を取り上げます
何が狙い、目的なのかと思ってしまう事件なのですが、使用されたのが防犯用に市販されている催涙スプレーであったことから、催涙スプレーで女児の抵抗を封じわいせつ行為をする意図があったのではないか、と推測されます


19日午後3時10分頃、和歌山県田辺市上芳養(かみはや)の県道で、歩いて下校中だった近くの市立上芳養小の女子児童(8)が、車から降りてきた男にいきなりスプレーで顔に液体を吹きつけられた。
女子児童は顔の皮膚がただれ、3か月の重傷。男は逃走し、県警田辺署が傷害事件として捜査している。
同署によると、男は場所を尋ねるような言葉をかけて女児に近づいたという。眼鏡姿で、女児は見知らぬ男だと説明しているという。
近所の女性が被害に気付き、女児の家族に連絡。家族から連絡を受けた同小の職員が119番した。同小は20日から児童たちを集団下校させる。
(読売新聞の記事から引用)


逃げた男の車が防犯カメラに写っており、すぐに逮捕されています


和歌山県田辺市で19日、小学校の女子児童が男からスプレー缶の液体を吹き掛けられて顔に重傷を負った事件で、県警田辺署は20日、同市臨時職員、宮下裕介容疑者(20)=田辺市新屋敷町=を傷害容疑で逮捕した。調べに対し「(女児に)声をかけて催涙スプレーを吹き掛けた」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、19日午後3時5分ごろ、同市上芳養(かみはや)の県道で、歩いて帰宅途中の市立上芳養小の女子児童に、車から降りて近付き、スプレー缶で液体を吹き掛けて、顔の皮膚が炎症を起こす全治3カ月の重傷を負わせたとしている。
現場近くの建物に設置されている防犯カメラに映っていた車から、宮下容疑者が浮上した。宮下容疑者は調べに「女児とは面識がなかった」と説明している。
(毎日新聞の記事から引用)


おそらく宮下裕介容疑者は、催涙スプレーを直接皮膚に吹きかけると炎症を起こすとは知らなかったのでしょう。が、知らなかったで済まされる話ではありません
犯行を意図は下校途中に1人で歩いている女子小学生を狙い、催涙スプレーを吹き付けると咳込んで無抵抗になるから、そこを車で拉致してわいせつ行為をする、ところにあったのでしょう
ですが、結果として重傷を負わせているのであり、顔を傷つけられた被害者や家族の心情は察するに余りあります
今後の取り調べで宮下容疑者はあれこれ弁解するのでしょう。ですが、果たして自分の犯行の責任の重さをどれだけ自覚できるのか、そちらに注目しましょう

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