福井中学生自殺 校長のトンチンカンな釈明

福井県の池田中学校で男子生徒が自殺した事件について、3度目の言及です
当事者の1人で、すでに退職願を出している堀口修一校長の釈明を週刊女性が記事にしていますので紹介します
生徒数40名という、都会では信じられないほどの小規模な学校でありながら、校長がまったく生徒を把握していなかったのが過去の報道で明らかにされています
にもかかわらず、堀口校長は「担任、副担任からの報告がなかった」と問題の所在をすり替え、自身の責任をも転嫁する釈明をしているのですから、とことん呆れてしまいます


福井中2いじめ自殺、死に追い込み弔問にも来ない “担任” それをかばう校長に遺族が涙
「過呼吸の報告なかったな。土下座の報告もなかったな。報告を上げる上げないの判断はやっぱり甘かったですね。すっごく反省ですね。報告を上げる当事者の判断に任せている部分が多くて。当事者がこれは報告しよう、これは報告しないでおこうと、その人の判断に任せてしまっている。個々の判断が多かった。それが甘かったなと」
連絡体制の不備を認める堀口修一校長(10月19日付で退職願を提出)。過呼吸という生徒の体調異変を知らされなかったなど、対処ができなかった遺族は「悔やみきれない」。
(中略)
「担任の先生が大声で怒鳴っているのは見たことがあります」と認めつつも、「A君が担任にひどく叱られている場面を見た記憶はないんです」とすっきりしない回答。副担任の叱責についても「副担任の叱責が強いとは僕は思ってないです。(強くないと)僕は思っているんです。僕の主観です」と、かばう。
(中略)
A君が亡くなった後、弔問に校長らは来たが、担任、副担任は来なかった。「こちらが来てくださいといって、担任と副担任が来てくれました」
A君の母親はつらい表情で答えたが、なぜ遺族から声をかけられないと動かないのか。
池田町教育委員会は、「事件以降、担任の先生は異動してしまいましたから」と明かし、堀口校長は、「これは僕らの勝手な主観に基づく判断なんですけど、われわれを受け入れてもらうには時間がかかるんだな、行っても受け入れてもらえないだろうなと思惑が働いて。日にちが過ぎていって」
(週刊女性の記事から引用)


自分の受け持ち学級の生徒が自殺をしたのに、4月1日付けで異動したからといって弔問に行かない判断は不可解であり、遺族が不信感を抱くのも当然です
遺族から責任を追及されるのが怖くて避けた、というのが本音でしょう
堀口校長の言い分はすべて自分たちの都合、自分たちの立場から出たものであり、生徒や家族の心情を察するところが皆無です
よくもまあ、こんな人物が校長を務めていたものだとうんざりさせられます
それにしても担任の谷口賢次や副担任は山内こずえが他校へ異動したのは、定期の人事異動によるものだったのか、あるいは臭いものに蓋をするための策だったのか、気になります
堀口校長は知らぬ存ぜぬ、の態度ですが生徒たちは谷口賢次と山内こずえが生徒を自殺に追い込んだと理解していたので、拒絶する雰囲気が校内にあったはずです
堀口校長はそんな生徒たちの空気も読めなかったのでしょうか?

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