ジャッキー・チェン主演映画 日本で話題にならず
話題にならないネタを話題として取り上げる…倒錯した取り組みです
ジャッキー・チェンが主演した映画「レイルロード・タイガー(中国名:鉄道飛虎)」のDVDが発売になるとかで、これを芸能人がよいしょする記事がいくつかメディアで取り上げられています
売り込みのためのアピールなのでしょう
「レイルロード・タイガー」は今年6月から日本でも公開されたようですが、公開の規模も興行収入も不明です。興行成績トップテンに顔を出していないので
ジャッキー・チェンの主演映画「レイルロード・タイガー(中国タイトル:鉄道飛虎)」が日本で公開されることが中国のネットで話題になっている。
同作は第2次世界大戦下の中国を舞台に、日本軍を襲撃するため、鉄道労働者や一般市民によって組織されたゲリラ隊「鉄道遊撃隊」をコメディータッチに描いた作品で、昨年12月に中国で公開された。
日本公開の決定は今年3月に伝えられたが、同作に出演している日本の俳優・矢野浩二が今月22日に中国版ツイッター・微博に「日本で公開されるなんて意外」と書き込み、中国のネットユーザーから多くの反応が寄せられた。「ジャッキー・チェンの影響力を考えれば日本で公開されてもおかしくはない」との声や、映画が抗日戦争を舞台としているため「日本人は気まずくないのかな」との声も聞かれた。
このほか、「日本の包容力はすごいな」「チアン・ウェン(姜文)監督の『鬼が来た!』は日本で賞も取っている。日本の包容力はそれだけ大きいということだ」との声が目立った。「レイルロード・タイガー」は6月16日から全国で公開される。
(レコードチャイナの配信記事から引用)
日本でジャッキー・チェンの人気が落ちたのはいつからなのか、と漠然と考えてみると、思い当たるのは2点です
1つは危険なスタントシーンも吹き替えなしで自ら挑むアクションスター、と見られていたジャッキー・チェンが実はスタントマンを使っていると露呈した頃でしょう
もう1つはアイドル歌手の河合奈保子がジャッキーと交際宣言したものの、ジャッキーは既婚者でありこどももいたと露呈した件の影響です
一部ではこの交際劇を河合奈保子とジャッキー・チェンのデュエット曲宣伝のため、仕組まれたものとする説があったものの、事実関係は判然としません
さて、香港のカンフー映画のスターだったジャッキー・チェンも現在ではすっかり中国共産党の宣伝部長みたいな立場にあり、各種イベントに登場して花を添える役割を果たしています
日本での人気が回復する可能性はなく、すっかり過去の人ではあるものの、中華圏ではまだまだ人気を保っています
これからも中華圏で稼ぐため、反日映画を続けるのでしょう
「レイルロード・タイガー」予告
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