ウーマンラッシュアワー村本を「最強反戦芸人」と書くメディア
8月15日のいわゆる終戦の日が過ぎてしまいましたが、反戦を巡る話題を一つ取り上げます
お笑い芸人(と書いて彼らを見下しているわけではなく、職業としての肩書の意味です)ウーマンラッシュアワーの村本大輔が「朝まで生テレビ」に出演し、戦争反対を主張したと報じられています
各メディアがいろいろ言及しているのですが、その中でも一番絶賛しているリテラの記事を紹介します
ウーマン村本は“最強反戦芸人”だ! 朝生で安倍批判連発、終戦記念日に「国よりも自分が好きなので戦争は行きません」
芸能人による政治的発言がタブー化し、「物言えば唇寒し」の空気が蔓延するこの時代に、驚くべき論客が現れた。ウーマンラッシュアワーの村本大輔が8月11日放送の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に初出演しタブーを破りまくったからだ。
すでにネットニュースでは、司会の田原総一朗が「国民には国を守る義務があると思う」と発言したことに対し、村本が「絶対に戦争に行くことがない年寄りに言われてもピンともこないわけですよ。絶対行かないじゃないですか」と反論、田原が激昂したことが話題となっているが、じつは、このやりとり以外でも、村本の覚悟と本気が感じられる場面は多々あった。
たとえば、この日の番組テーマは「安倍政治と日本の平和」で、自民党の山本一太参院議員や小林よしのり、国際政治学者の三浦瑠麗といったおなじみの朝生メンバーと肩を並べてパネリストとして登場した村本だが、初っ端から田原に「安倍晋三という男は好き、嫌い?」と尋ねられた村本は「まあ、会ったことないので好きか嫌いかわかんないですけど」と前置きしつつ、秋葉原での『こんな人たち』発言を例に挙げ、「感情的になってああいうことを言うのは大人じゃないんだなと思った」と述べた上で、こうつづけた。
「安倍さんに対していろんなニュースを見て思うのは、みなさんにぜひお聞きしたいんですけど、やっぱりこう、戦争の臭いがプンプンする人な気がする。戦争臭というか。それがずっと感じるのが怖さみたいなのがあって」
村本は以前より共謀罪について〈国民から声を奪う法律〉と訴え〈大反対〉の意思をTwitter上でも表明してきたが、この日も安倍政権に対して「内閣改造して、メンバー改造するだけで、支持率がぐっと上がるような人たちの支持率を信じて討論するべきなのか」と疑問視。内閣改造はお為ごかしに過ぎないと喝破したのだ。
(中略)
しかし、村本の本領が発揮されたのは、北朝鮮問題についてだ。たとえば、「さっきから国防、国防って言いますけど、守るような状況に追い込んでいるのは政治家」と発言し、田原から「追い込んでない!」と怒鳴り散らされても怯むことなく「だから外交っていうのがあるんじゃないですか」と反論。“まずは対話から”という外交努力の必要性を村本は訴えた。その上、田原にこう迫ったのだ。
「誰かが北朝鮮に行って金正恩とちゃんと対話する、喋る。田原さん、ちょっと安倍さんに言ってきてくださいよ」
(後略)
長文の記事なので、全文は上記のLITERAのサイトで確認願います
「朝まで生テレビ」は視聴していないので、上記の記事のみでコメントをします
いつもながら田原総一朗以下、番組参加者の面々の話はかみ合っていないのでしょうし、かみ合うはずもありません
相手を言い負かしてやろうとのスタンスで番組に参加しているのですから、話が食い違うまま時間切れで終わるのは予定調和です
村本大輔の主張は幼稚な、「自分が大好き。だから戦争には参加しない。協力しない」との内容であり、8月になると新聞各紙が好んで取り上げる小中学生による戦争反対の投書と同じです
それでも戦争は起こるのであり、村本大輔の前に立った敵軍兵士は村本の主張に耳も貸さず銃撃するのでしょう
村本の主張は一発の銃弾で砕け散るわけです
すべての議論を無駄だと決めつけたりはしませんが、反戦平和論というのはそれくらい脆いものだと自分は思っています
これはSEALDsの学生たちの言い分と同じ類です。敵が攻めてきたら、「自分たちが最前線へ出て行く。そして相手と酒を酌み交わしながら話し合います」と彼らは主張していました
ですが、相手の兵士はSEALDsの面々の話など聞こうともせず、一斉掃射して殺害するでしょう
武器を持たない学生であろうと、平和を訴える市民であろうと、憲法九条を信仰する者であろうと
戦争の本質とはそうしたものです
ちなみに村本大輔は北朝鮮と対話しろと吠えているのですが、何の妥協も見返りも得られないのに金正恩が対話に応じるはずがないのであり、外交を知らない素人の発言です
話し合いでは解決しない問題があるからこそ戦争になるですが、頭の悪い村本大輔には理解できないのでしょう
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