木嶋佳苗 死刑確定の後は余罪切り売りか

男性に結婚話を持ち掛けるなどして次々と殺害した木嶋佳苗被告が、最高裁判所に死刑判決の訂正を申し立てていましたが、最高裁はこれを棄却して死刑判決が確定しました
「状況証拠だけで死刑にするのは問題だ」とあがき続けたものの、通用しなかったわけです
この先は黙って執行を待つのでしょうか?
それともあくまで無罪を主張し、再審請求を繰り返すのでしょうか?


首都圏連続不審死事件で交際していた男性3人への殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた木嶋(現姓・土井)佳苗被告(42)について、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は、上告棄却の判決に対する被告の訂正申し立てを棄却する決定をした。決定は9日付。木嶋被告の死刑が確定した。
被告の関与を示す直接証拠はなく、弁護側は「3人は自殺などの可能性があり、殺害されたとしても被告が犯人という立証は不十分」として、殺人罪について無罪を主張していた。
同小法廷は4月14日の判決で、被害者の死亡時刻と近い時間に現場にいたこと、現場に残されていたのと同種の練炭コンロを入手していたことなどから被告を有罪と認定した1、2審判決を是認。「計画的で極めて悪質。死刑はやむを得ない」とした。
確定判決によると、平成21年1〜8月、寺田隆夫さん=当時(53)、安藤建三さん=同(80)、大出嘉之さん=同(41)=を、練炭による一酸化炭素中毒などで殺害するなどした。
(産経新聞の記事から引用)


検察は立件可能と判断した3人の被害者に対する殺人で起訴し、裁判所もこれを認めたのですが、木嶋佳苗の周辺で不審死を遂げた男性はまだほかにもいました(全部で5人とも6人とも噂されています)
もし、木嶋佳苗が死刑執行を先送りしたいのなら、今回起訴されていなかった事件について関与を自訴し、逮捕・起訴・裁判という過程を繰り返すという選択肢もあります。もちろん、余罪をすべて明かすのではなく、1件ごと小出しにして
余罪を申し立てたなら、検察として放置してはおけません
再逮捕して取り調べた上、起訴するのが検察の職務です
ただ、木嶋佳苗が死刑執行を遅らせたいと思うなら、のらりくらりと取り調べに応じ、裁判では自供を覆すなど悪あがきをし、高等裁判所から最高裁まで争って時間稼ぎをするのでしょう
これを数度繰り返せば10年くらいはかかります
もちろん世間の顰蹙を買う行為であり、微塵の反省もないままなりふり構わず延命を図る醜悪の極みです
が、木嶋佳苗はそれを恥だとも思わずやるのかもしれません
これまでも週刊誌などがたびたび木嶋佳苗の獄中記を掲載しているのですが、あいかわらず事件には言及せず拘置所内で優雅に暮らしている風の「お姫様ごっこ」を綴っています
一部のメディアはこうした木嶋佳苗の「獄中記」をもって、彼女には文才があるなどと持ち上げています。彼女の虚栄心をくすぐり、さらなる手記を得ようとの魂胆なのでしょう
ですが、当ブログで繰り返し指摘したように、手記は嘘で塗り固められたものであり、彼女の本心など欠片もないのが実態です
死刑が執行されるまで、木嶋佳苗は嘘を垂れ流し続けるものと思われます

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