練炭殺人木嶋佳苗死刑囚 死刑執行を求める

男性を騙して金を奪い、殺害する手口で死刑判決を受けた木嶋佳苗の話題です
一審、二審とも死刑判決が下されており、最後の最高裁での判決が明日14日に下されます
弁護側は、「男性らは自殺した可能性がある」、「状況証拠には被告が犯人でなければ説明できない事実関係が含まれておらず、有罪とするのは過去の判例に違反する」などの理由で無罪を主張しています
しかし、無罪であることを証明する決定的な証拠、目撃証言などは存在せず、最高裁判所も死刑を支持するものと思われます
さて、木嶋早苗が週刊新潮に手記を寄せ、死刑判決が確定したなら早期の執行を法務大臣に請願する…などと述べているのだとか


2009年、婚活サイトで知り合った男性3人を自殺に見せかけて殺害したとして、殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(42)。
4月14日午後3時、上告が棄却され、近く死刑が確定する彼女が「週刊新潮」に遺言手記を寄せた。
 ***
〈最高裁判決を前夜に控えた現在の心境をひとこと申し述べるなら、裁判所が真実を認める期待は皆無だから一毫の望みも持っていないということになります〉
との書き出しで手記は始まる。
獄中で結婚・離婚、さらに再婚をしていたことを初めて打ち明けた木嶋被告は、
〈配偶者がいるということは人生を豊かで楽しいものにします〉〈夫婦には不条理な問題を克服できる力があると気付かされた〉と綴り、その経緯について言及。
〈勾留中の女子にとって、警察署の留置場から拘置所に移って感動するのはブラジャーが着けられること〉で、面会のたびに「胸ポチ」チェックを受けるなど、現在の生活の様子を明かすほか、〈彼女について考えることをやめていた〉という母への思いも綴った。
〈(死刑)確定後に私は法相に対し、早期執行の請願をします――〉
4月13日発売の「週刊新潮」では、木嶋被告の手記を全6ページで全文掲載する。
(週刊新潮のWebサイトから引用)


いまさら指摘するまでもなく、木嶋佳苗はさまざまな嘘を重ね出自を偽り、虚飾にまみれた人生を歩んできました
そんな彼女の手記に何らかの真実が記されているとは思えません。最後まで嘘を吐き続けるだけでしょう
最後の手記と言うより、「嘘の続き」でしかないのであり、結局この女は嘘の世界を生きていると見るのが妥当のような気がします
ただし、精神を病んだがゆえに虚構と現実の境界を見失ったのではなく、自分の思い通りにならない現実を回避するため虚構の世界を構築し、そこで立ち振る舞っているのでしょう
つまりは嘘の自分を楽しんでおり、自ら進んで虚構の中を泳いでいるのだと
そこには反省などなく、もっと多くの嘘をついて男を騙してやりたかったのに逮捕されたのは残念、くらいの思いしかないのないのでは?
拘置所にいる木嶋佳苗を取材し、独占手記をものにしようと企画した出版社は少なくないのでしょうが、だからといって彼女が何らかの真実を語るとは思えません
取材のたび、異なる嘘をべらべらと語り倒すのでしょう

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