安倍・トランプ会談を腐す韓国メディア
二か国間の首脳会談がどのような成果を発揮するか、ただちに評価を下すわけにはいきません
会談に至るまでは事務当事者間の根回し、下準備があり、会談後も政策に反映されて結果が現れるまで時間がかかります
テレビで放映される「見える部分」よりも、メディアには公表されない「見えない部分」がはるかに大きく、重要だったりもするわけです
しかし、韓国のメディア「グルーバル・ディフェンスニュース」は安倍首相とトランプ大統領の会談を失敗だと決めつけ、さらにはトランプ大統領は反日・親韓なのだとする記事を掲載しています
「グローバル・ディフェンスニュース」は保守系色の強いメディアだそうですが、何の根拠もなくトランプ大統領を反日思想の持主であり、韓国には親近感を抱いていると一方的に断じる思考がいかにも韓国らしく、笑いがこみ上げてきます
元記事が韓国語なので、いつものようにインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に貼られた蚯蚓記者の翻訳を引用・紹介します
トランプはなぜ韓国が好きで日本を嫌うのか?
ベトナム戦争当時、韓国軍は米軍と一緒に自由民主主義を守るために一緒に戦った。トランプ大統領は国防安保ライン参謀をすべて海兵隊出身をそろえるほどで、韓国軍の活躍をよく知っていると予想される。韓国戦とベトナム戦で韓国と米国が自由世界を守るために一緒に血を流した点をきちんと説明できる人が第19代大統領になれば、米国から多くの支援を受けられると予想される。
最近、米国のトランプ大統領の歩みを一言で要約すれば、親韓・親露・反日・反中に圧縮できる。1970年代、旧ソ連を崩壊させるために「親中政策」を推進したことがあり中国を崩壊させるために「親露政策」を行っても全くおかしくない。
しかし、韓国と日本に対するトランプ大統領の行動を見れば状況は少々異なる。
トランプ大統領が韓国に対する態度を見れば「おじいさんが孫を眺めてうまくいくように祈るような歩み」を見せる反面、日本に対しては同盟国だから積極的な「反日政策」を行うわけにはいかないが、日本を嫌っているような行動を見せていて対照をなしている。
トランプ大統領はサムスンが米国に投資すると発表するとすぐにツイッターを通じて「サンキュー、サムスン」と言及した反面、日本企業が米国に投資すると発表しても何の言及もなく、安倍総理が怒って「米国が行うテロとの戦争にどんな支援もしない。」と宣言するなど不満を表わした。
安倍総理は2月10日(米現地時間)トランプ大統領との首脳会談を控えて日本企業に米国にさらに多くの投資計画を用意するよう要求して日本内部で「朝貢外交」という批判を受けた。この様な過程を経て米日首脳会談を持った安倍総理はもう一度恥をかいた。安倍総理はトランプ大統領に会って共同記者会見を通じて約10分間発言したが、日本語が分からないトランプ大統領が日本語通訳機を着用しなかったのだ。
(中略)
それではトランプはなぜこのように韓国と日本に対し相反する反応を見せるのだろうか?トランプ大統領の成長過程にその秘密が隠されている。日本軍のハワイ真珠湾空襲は1941年12月7日にあり、トランプ米大統領は1946年6月14日生まれだ。
米国の核心エリート家で育ったトランプ大統領が幼いころから日本に対する敵がい心がぎっしり埋まった教育を受けて成長しただろうと十分に考えられる状況だ。
また、1980年代、日本が米国の経済を脅かすのをそのまま見て育ったので愛国心が強いトランプ大統領が日本に対し良い感情を持つことはできない。韓国(朝鮮)戦争を体験した韓国の中・壮年層が「アカ」という言葉に興奮するのを見れば、トランプ大統領の心理をある程度は理解できるはずだ。
(以下、略)
長々引用しました。が、全文はこれよりも相当長いのであり、いつものように事実関係など無視した、自分勝手な言い分の垂れ流しです
「トランプ大統領が1946年生まれだから反日・親韓思想の持主」などと、よくも平気で書けるものだな、と呆れます
安倍首相はこれで2度、トランプ大統領(就任前も含む)会談していますが、韓国政府の首脳は誰も会談していません
アメリカ大統領と直接会談したいと希望する国は多いわけですが、2度も直接会談しているのは安倍首相だけです。反日思想の持ち主がこの多忙な時期、わざわざフロリダまで足を延ばし、ゴルフをしながら会談する事実が、韓国メディアの目には映らないのでしょうか?
その一方、記事(字数の都合で引用は割愛しましたが)では習近平国家主席とトランプ大統領の電話会談を大いに持ち上げています。30分の電話会談より、直接両国首脳が顔を会わせて話し合う場を設ける方がはるかに有意義だと誰もが思うわけですが…
安倍首相の外交をすべて肯定し、称賛する気はないものの、かつては外交下手と言われた日本にしてはよくやっていると思います
上記の記事の省略部分で、グルーバル・デフェンスニュースはトランプ大統領が反共産主義思想の持ち主であるからこそ、次の韓国大統領選挙では保守政権を誕生させなければならないと強調しています
が、残念ながらこのままなら親北朝鮮の左寄り大統領が選ばれる可能性大であり、アメリカと正面から喧嘩するのではないかと懸念されます
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