子供を守るコンサルタントが買春　懲役１０月の実刑判決: 夾竹桃日記

2017年01月19日

子供を守るコンサルタントが買春　懲役１０月の実刑判決

「インターネットの使い方を教え、性犯罪から子供たちを守る」と謳った活動をしていたコンサルタント、平川貴之被告が女子中学生を買春した罪で起訴されていました。東京地裁は平川被告の犯行を悪質と判断し、懲役１０月の実刑判決を言い渡しています

呆れたことに、平川被告は平成２１年にも強制わいせつ致傷で起訴され、執行猶予付き判決を受けていたとのことです

裁判官が指摘「精神的未熟さにつけ込む狡猾な手口」とは…　児童買春した“子供守るコンサル”に実刑判決

「子供をインターネットを介した性犯罪から守る」などとうたう活動をしていながら、ネット上で知り合った中学３年の女子生徒＝事件当時（１５）＝に４万円を支払う約束でみだらな行為をしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反罪に問われたさいたま市大宮区の会社経営、平川貴之被告（３５）の判決公判が２１日、東京地裁で開かれた。中島真一郎裁判官は、「女子生徒の精神的な未熟さにつけ込んだ狡猾（こうかつ）な手口だ」などとして、懲役１０月（求刑懲役１年）の実刑判決を言い渡した。

平川被告はネットの適切な使い方などを子供や保護者らに伝えるコンサルタントとして、学校などでの講演を３００回以上行ってきた。この日は短髪にスーツ、青いネクタイ姿で出廷。実刑判決が言い渡されると、こぶしを握りしめ、顔はうつむきがちだった。

１２月１日の初公判や判決公判で明らかになったところによると、平川被告は９月、単文投稿サイト「ツイッター」上で、女子生徒が“ＬＪＣ”（ラストオブ女子中学生＝中学３年）と書き、援助交際の相手を探しているのを見つけ、１５歳程度と知りながらメッセージを送り、デートをする約束をした。女子生徒と会った後、４万円を渡す約束をしてホテルに連れ込み、みだらな行為をした。

その後、『お金が足りないから引き出す』として女子生徒を車でコンビニに連れて行き、現金を渡さないまま、女子生徒を置き去りにした。車内に女子生徒の財布や携帯電話が残されていることに気づいたが、逮捕されるリスクを減らすためごみとして捨てた。女子生徒が通報し、コンビニの防犯ビデオ映像などから平川被告が浮上、警視庁に逮捕された。

平川被告は被告人質問で「違法と分かっていたが、性欲で頭がいっぱいになってしまっていた」などと動機を語っていた。また妻と子供がいたが、事件後に離婚し、住んでいたマンションを売却して慰謝料などに充てたという。弁護側は「大きな社会的制裁を受けた」などとして執行猶予判決を求めていた。

しかし２１日の判決で、中島裁判官は「女子生徒を安心させて誘い出した上で警戒心を徐々に解き、高額の対価で女子生徒の欲をあおって買春に誘い込んだ手口は狡猾だ」と指摘。また、平川被告が平成２１年にも強制わいせつ致傷罪で執行猶予付きの判決を受けていたことも重視。「自己の性的嗜好（しこう）を満足させるためには法を犯すこともいとわない姿勢がうかがわれ、規範意識は著しく鈍磨している。実刑はやむを得ない」とした。

判決によると、平川被告は９月４日、東京都練馬区内のホテルで、女子生徒が１８歳未満と知りながら４万円を渡す約束で買春した。

（産経新聞の記事から引用）

長々と引用しました。平川被告は埼玉大学教育学部出身で、小学校の教師を務めた後、ＩＴ業界へ転職しています。強制わいせつ致傷事件を起こしたのは教師を退職した後になります

以上の経歴からしても、未成熟なこどもを性的嗜好の対象とする性癖の持ち主だったのでしょう

今回の買春事件発覚により離婚に至ったわけですが、それを「社会的な制裁を受けているから執行猶予に」と要求するあたりは図々しい（弁護人の法廷戦術であるとしても）と思ってしまいます

ですから平川被告としては懲役１０月の実刑判決は大いに不満であり、納得していないのでしょう

刑務所を出た後、再び「こどもたちをインターネット犯罪から守ります」などと称し、怪しげな商売を始める可能性があります。こどもを狙う性犯罪者として

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