民進党山尾議員ガソリン代不正 元秘書着服で決着
明けましておめでとうございます
旧年中は当ブログを閲覧いただきありがとうございました。本年も個人的に興味・関心を抱いた話題を取り上げ、書き綴っていく所存です。時間のあるときに読んでいただければ幸いです
年末年始と仕事のため、年を越すという「区切り」がいまひとつ実感できない状態です
今年の初ブログは、決着しないままうやむやにされてきた民進党の前政調会長山尾志桜里議員の「地球5周分ガソリン代」問題です
これを揶揄し、「ガソリーヌ」とか「ガソリーナ」などと綽名されいました
元秘書が着服したと説明していたものの、ならばなぜ元秘書を刑事告発しないのか不思議でした(山尾議員は元検事です)
民進党の山尾志桜里前政調会長(衆院愛知7区)が事務所経費として地球5周分というガソリン代を支出していた疑惑について昨年12月27日、名古屋市内で記者会見し、元公設秘書が2011~12年に165件、計217万円を不正利用していたことを明らかにした。
会見は普段から山尾氏の疑惑を追及してきた各報道機関の政治部や社会部の記者から逃れるように地元の愛知県内で開かれた。検事出身で当選2回ながらも与党の大物議員を国会で舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及する威勢の良さは、この日はみられなかった。
山尾氏は一連の疑惑について、神妙な面持ちで「国民、県民に疑問や疑念を抱かせてしまい申し訳ない。コンプライアンス徹底に努めたい」と説明した。カネの使途については「元秘書側に確認できなかったが、総支部や後援会などの政治活動に使われた事実はない」と語った。元秘書はすでに山尾氏に返金していることから、刑事告訴は見送るという。
不正利用した元秘書は11年3月~12年7月に愛知県尾張旭市の地元事務所に在籍し、その手口として県内のガソリンスタンドに廃棄されていた他人のレシートを事務所に提出し、ガソリン代として精算していたという。1カ月の事務所のガソリン代が30万円を超えることがあった。
特に問題となったのはガソリンのプリペードカードを使った手法で、12年の収支報告書では105回も購入(入金)していた。だが、元秘書が辞めた後も「ガソリンプリカ」の購入は続いており、ピーク時の12年に比べて減ったが、15年の収支報告書にも50回、104万円分もあった。
一方、これまで山尾氏は疑惑に関し、「(元公設)秘書が関与した蓋然性が高い」と述べていた。秘書の口利き疑惑で辞任した甘利明前経済財政担当相を国会で追及した際には、「秘書の責任について本人の責任が免れるわけではない」などとぶった切っていた。
「ガソリン代疑惑」は、山尾氏が12年にガソリン代として事務所経費から計429万円を支出していたことが発覚し、浮上した。
(産経新聞の記事から引用)
山尾議員はこれで決着したつもりでいるのでしょう
しかし、これでは本当に元秘書が着服したのか、返金したのか事実関係は何も掴めません。勘繰るならば山尾議員が政治資金でガソリンのプリペイドカードを大量に購入し、金券ショップに売って裏金を捻出、個人的な用途に充てたが、それが露見したため元秘書の仕業に見せかけたとも考えられるのです
つまり山尾議員の一人芝居だった可能性が残るわけです
あくまで元秘書の仕業と説明するのであれば、何らかの証拠を開示すべきでしょう
刑事告発するか、しないかは山尾議員の判断が尊重されるとはいえ、議員個人の責任としては、きっぱりと疑惑を否定するだけの根拠を国民に示す必要があるのではないか、と言いたくなります
民進党の政調会長に就任し、一躍脚光を浴びて次世代のエースと目された山尾議員ですが、すでに政調会長職を降ろされています。蓮舫新代表の構想に合わなかったのが最大の理由でしょうが、「ガソリーヌ疑惑」を否定できないまま時を経過させたのも一因でしょう
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