島根女子大生遺棄事件を考える45 矢野容疑者のmixi
島根県立大学の学生を殺害し遺棄した事件の犯人と特定された矢野富栄容疑者(33=当時)の、書き残したSNS「mixi(ミクシィ)」の内容について東スポが記事にしていますので、取り上げます
もちろんSNSへの書き込みから本人の素顔が浮かび上がってくる、などという期待はすべきではありません。SNSへの書き込みにおいては、多くの人が何者かを演じている場合があり、その人となりが素直に反映されていると断定するのは誤りなのですから
矢野容疑者は山口県下関市出身。クリーニング店を営む家庭に育った。ネット上では、在日外国人説が飛び交っているが「祖父母の代から日本人」とは実家周辺住民。大学中退後は地元でフリーターをし、首都圏にいた時期もあったという。
ドラムやピアノを演奏するバンドマンもしていた。ミクシィのプロフィル欄にはビジュアル系アーティスト風の自撮り写真を載せているが「26歳の頃のものです。釣りで掲載してます」と“詐欺画像”だと自白。「最近は黒髪・短髪、日焼けしてる上にかなり太ってしまった為、見た目は別人です。友人から『中に丸太が入ってるやろ?』と指摘されました」とつづった。
「とりあえず、何でもいい。メッセージをくれ。話はそれからだ!!」と始まる自己紹介には「警告」として「来る者は拒まず 去る者は 地獄の果てまで 追って行きます 声をかける際は心して下さい」。粘着質な性格がうかがえる。
プロフ欄によると、25歳のころ「ジストニアが発症。左手での細かい作業が出来なくなりました」と告白。ジストニアは筋肉が動きにくくなる難病で、本人は楽器を激しく演奏したことが原因としている。
難病でドラムは挫折したが、音楽好きは変わらず。プロフ欄の好きな音楽には「ラルクとかルナシー」「槇原敬之、さだまさし」とある。「カラオケで『男闘呼組の『Daybreak』をきれいにハモって歌える人募集中です」とも。音楽ジャンルは幅広く、カラオケが趣味だったようだ。
好きな本として真っ先に挙げているのが「天使と悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」。前者は遺体に焼き印、後者は古い人体図に似せた遺体が見つかるシーンが出てくる。この猟奇サスペンス小説2冊に影響された可能性もある。なぜなら、被害者・島根県立大1年平岡都さん(19=当時)の遺体はバラバラで、焼け焦げた痕があり、内臓がえぐられるという凄惨なものだったからだ。
また、肉体が飛び散る「北斗の拳」を何度も加工した“MADムービー”のリンクを投稿したり「(北斗の拳は)蘇生率が低い」と作品性に触れたりもしていた。
日記では2009年5月、フリーター生活からソーラーパネル会社に就職したことを報告。「太陽光発電システムの設置に協力してくれる家庭を探して、毎日そこらじゅうをゾンビのごとく徘徊してます」と、自らをゾンビに例えていた。
東スポは矢野容疑者の秘めた残虐性、猟奇的な嗜好を掘り起こしたいがゆえに過度に強調している節があります
むしろ、SNSで交流していた相手がどれだけいたのか、そちらの方が気になるのですが
女性との出会いを求め、必死に自己アピールしている系の書き込みに映ります
左腕の病気についても、「弱い自分」アピールで女性の同情をひこうとする気がありありのようで、「痛い奴」という気しかしません
写真を見る限り、矢野容疑者はなかなかのイケメンなのですが、女性にはモテなかったのは何か理由がありそうです。だからこそ、性犯罪に走ったのでしょう
残念ながら、SNSの書き込みから矢野容疑者の心の内奥に踏み込むのは無理があり、何かを導き出す材料としては不十分と言えます
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