振り込め詐欺で中国人200人逮捕

電話を使った振り込め詐欺がなかなか根絶できない日本ですが、海の向こうスペインでも大規模な振り込め詐欺があり、犯行に関与した中国人200名以上が逮捕されたと報じられています
この200名を超える中国人の集団は移民と呼ぶよりも犯罪組織であり、犯罪でも何でもやって金にしようとする連中でしょう。当然、スペインの法律を順守する気もなく、社会秩序に従う気もない集団です。中国からの移民受け入れは、犯罪者集団を受け入れるも同然と考える必要があります


スペインの警察当局は14日、国際電話を使った組織的な詐欺行為に関与し、中国国内の人々から1600万ユーロ(約19億7000万円)以上をだまし取ったとして、中国国籍の200人以上を逮捕したと発表した。
スペイン警察のイーロイ・クイロス(Eloy Quiros)氏は記者会見で、被害に遭った中国国民は数千人におよび、そのほとんどが貧しい家庭だと明かした。
被害者の中にはささやかな蓄えを奪われ、自殺した人も複数いるという。
詐欺グループは隣人や友人、家族を装って中国に電話をかけ、詐欺に注意するよう警告。その後、詐欺事件を捜査している警察官のふりをして電話をし、捜査に協力するためとしてグループの口座に金を振り込ませていた。
スペイン警察は中国当局とも協力して、マドリードやバルセロナ、アリカンテの周辺の高級住宅街にある豪邸で運営されていた、詐欺グループのコールセンター13か所を摘発したという。
スペインでは中国からの移民が国内で5番目に大きな外国人コミュニティーを形成しており、国の統計によると2015年時点でおよそ17万人が居住している。
(AFP通信の記事から引用)


中国人が中国人を騙す、という手口です
中国人を差別するな、とおっしゃる方もいるとは思いますが、世界各地で中国からの移民が数々のトラブル・犯罪を引き起こしている現実を吟味し、検討する必要があります
たとえば今年の11月、イタリアでは習近平国家主席の来訪直前に中国移民に対する強制捜査が行われました。表向きは不法滞在者の摘発が狙いではあるものの、習近平に向けた強烈なメッセージであるのは確実です


2016年11月17日、イタリアでこのほど、中国の習近平国家主席の訪問に合わせるように、中国系不法移民に対する摘発が行われた。米ボイス・オブ・アメリカの中国語ニュースサイトが伝えた。
欧州最大規模の中国人コミュニティーを擁するイタリア中部の都市、プラートの警察当局は16日、市内5つの地域で111回の襲撃を行い、83人を捜査し、中国系不法移民のために書類を偽造した容疑で15人を逮捕した。
南米3カ国に向かう習主席はこの日、イタリアのサルデーニャ島に短時間滞在し、マッテオ・レンツィ首相と会談することになっていた。
プラートの中国系移民は不法滞在者も含めると約5万人に達し、その多くが中国系縫製工場などで働いている。今年6月には中国系縫製工場への保健・保安上の査察が行われたことをきっかけに、中国人約300人と警察官が衝突する騒動が起きている。
(レコードチャイナの記事から引用)


イタリアではブランド物の衣類、革製品の製造に多くの中国人労働者を使っており、中国人による閉鎖的なコミュニティがあちらこちらにできあがっています
労働者として入ってきた中国人が次々と家族や知人をイタリアに招き入れ、その数を増やし、イタリア社会とは接点の乏しい独自の中国人コミュニティを形成します
彼らはイタリアの法律を順守する気も乏しく、仲間内の論理だけで行動するため地域社会と数々の摩擦を起こし、時には暴動騒ぎにも発展します
さて、イギリスがEUからの離脱を決めた理由の1つに、EUの移民政策への不満が挙げられています。一旦EU加盟国内に移民として受け入れられれば、EU加盟国のどこへでも自由に往来し、定住可能とする政策の結果、イギリスに移民が雪崩れ込む事態が起きているためです
人口減少の続く日本では、「もっと移民を受け入れるべきだ」とする意見が経済団体から出ているものの、慎重に考えるべきでしょう
ちなみに日本に滞在する中国人は100万人を超えています

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