東大集団淫行事件 3人を退学処分に
教師による淫行が連日のように報道されるように、大学生による愚行も繰り返されます。共通点があるかどうかはともかく、嘆かわしい事態であるのに変わりはありません
千葉大学医学部の事件といい、東京大学および大学院の学生による淫行もしかりで、医者になるべく将来を期待して送り出した息子が強姦魔として逮捕され、名前も容姿も晒される現実を、親御さんたちは受け止めることができないのではないでしょうか?
さて、5人が逮捕され、そのうち3人が起訴され執行猶予付きの有罪判決が下された東京大学の集団淫行事件で、大学側は3人を退学処分とし、2人を1年間の停学処分にしたと報じられています
東大生らが集団で女子大学生に無理やりわいせつな行為をした事件で、東大は12日までに、事件に関わったとして逮捕された東大生と東大院生の計5人のうち3人を退学、2人を1年間の停学の懲戒処分にしたと明らかにした。処分は7日付。
5人は5月、東京都豊島区のマンションで別の大学の女性を全裸にし、またがってキスするなどしたとして警視庁に逮捕された。このうち3人は強制わいせつなどの罪で有罪判決が確定。2人は不起訴処分となった。
東大は、退学とした3人が有罪となった3人かどうか明らかにしていない。「同様の事件が二度と起きないよう、全力で取り組む」としている。
(共同通信の記事から引用)
ここで逮捕された5人の氏名を再び書くような真似はしませんが、当面の間は彼らの名前がインターネットで検索するたび明かされるのは避けられません
刑事裁判では執行猶予となり、刑務所に入らずに済むと安堵したのでしょう
しかし、退学処分の重さはこれからスルメのように噛みしめることになるのではないでしょうか?
あるいはエリートとしての復権を狙い、もう一度東京大学に入り直してやろうと受験勉強に乗り出すのかもしれません
ちなみに類似した事件とし、て京都大学のアメリカンフットボール部学生による集団強姦事件というのが2005年に起きています
逮捕された学生は退学よりも重い、復学すら許されない放学処分になっています。主犯格であった学生には懲役4年6月の実刑となり、ほかの2人は執行猶予付きの有罪判決でした
3人とも名前が新聞に載ったため一般企業には就職できず、1人は司法試験を受けて弁護士となり、もう1人は公認会計士になったそうです
かつては花形職業であった弁護士もいまでは稼げない仕事と言われており、弁護士の肩書だけで食べていけるほど甘くはあまりません
話を戻して、5人は被害者と和解が成立したのでしょうか?
和解な成立していないのであれば、これから民事訴訟によって損害賠償・慰謝料の支払いを求められるわけであり、大学の処分が出たからこれで決着とはいきません
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