慶応大生 線路に女性を突き落とし逮捕
東急東横線の日吉駅で、慶応大学の男子学生が女子学生を線路に突き落としたとして、殺人未遂容疑で逮捕される事件がありました
頻繁に電車が行き交う線路に突き落としたのですから、電車に轢かれて死亡する可能性があったわけで、未必の故意による殺人未遂と判断されるのは当然でしょう
交際相手の女性をホームから突き落として殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで、神奈川県警港北署に６日夜、逮捕された慶応大法学部３年の小沢友喜容疑者（２２）＝川崎市中原区上丸子＝は、女性突き落とし後に逃走していたことが同署への取材で分かった。
同署によると、「殺すつもりはなかった」と容疑を否認している。
逮捕容疑は１１月６日午後８時５５分ごろ、東急東横線日吉駅のホームで、交際相手の同大３年の女子学生（２１）を線路に突き落として殺害しようとしたとしている。女子学生は膝などを打つ軽傷を負った。
同署によると、２人は友人らと飲酒した後で、女子学生は「その後の予定をめぐってトラブルになった」と話しているという。
別の男性客から通報を受けた駅員が緊急停止ボタンを押し、侵入してきた電車はホームの約４００メートル手前で停止。その後、駅員が１１０番通報した。
小沢容疑者は女子学生を突き落とした後に逃走し、約３０分後に同駅改札付近で発見された。同署が詳しい動機などを調べている。
（産経新聞の記事から引用）
この事件について、慶応大学はどう反応するのでしょうか？
おそらくはまたも知らぬ存ぜぬ、で他人の振りをするものと想像します
小沢容疑者もしくはその弁護士は、「当時、酒に酔っていた」と酒のせいにするのかもしれません。しかし、酩酊していたからといって殺人未遂行為であるのには変わりなく、免責されたりはしないのです
あるいは単なる男女の痴話喧嘩にすぎない、と事件そのものを矮小化させ「事件性はなかった」と主張する可能性もあります
「事件性はなかった」の表現は今年の流行語大賞の候補になるかもしれない、醜悪な言い分です
被害者である女子大生側に謝罪し、幾ばくかの慰謝料を支払って和解に漕ぎつけた上で、「（小沢容疑者が刑罰に問われるのを）望んでいない」と一筆書かせて警察に提出する…といった流れになるのでしょう
大学側は逮捕された事実がある以上、不問にはできないので「譴責処分」にでもするのと推測します
ただ、小沢容疑者自身は、「酒に酔うと暴力に走る自分」をよくよく認識し、飲酒を控えるのが一番です。そうしないと、酒で人生を棒に振るかもしれません
数年後、民間企業に就職した小沢容疑者は飲み会の場で、「オレ、慶応時代彼女を線路に突き落としたことがある」と、武勇伝のごとく披露して周囲をドン引きさせる…なんてことのないようにしてもらいたいものです
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