高畑裕太の芸能界復帰説が繰り返される訳: 夾竹桃日記

2016年11月25日

高畑裕太の芸能界復帰説が繰り返される訳

強姦致傷の容疑で逮捕された後、不起訴になった元俳優高畑裕太について、芸能界復帰を目論んでいるとの報道が繰り返されています

どう考えたところで芸能界に復帰する目はないと思われるのに、なぜ復帰説が繰り返し報じられるのか不思議です

「不思議」と書いて終わったのではブログを書く意義はないので、もう少し掘り下げて考えてみましょう

女優・高畑淳子（62才）の長男である高畑裕太（23才）が、強姦致傷容疑で逮捕されてから3か月。示談が成立し、不起訴となったことで、一部メディアで《淳子が息子の芸能界復帰を目論んでいる》とも報じられたが、高畑を知る芸能関係者はこれを否定する。

「残念ながら起用しようという番組や舞台はないでしょう。『強姦致傷』という言葉はイメージが悪すぎる。まずスポンサーがつきません。淳子さんもそれは重々承知で、近く精神修行のために四国のお遍路をさせる予定だそうです。いずれは裏方のスタッフなどで社会復帰させたいという意向はあるみたいですけどね」

裕太がこれから歩むのは茨の道である。だからこそ、家族以外にも支えとなるべき仲間が必要になる。事件発生後、高畑淳子は舞台『雪まろげ』に出演。ここで共演しているのが榊原郁恵（57才）だ。渡辺徹（55才）と郁恵夫妻の長男である渡辺裕太（27才）は同じ二世タレントとして高畑裕太と特に親しかった。似た境遇に加え、名前も同じ。通じ合うものがあり、事件前は「W裕太」として2人でバラエティー番組に出演する機会も多かった。別の芸能関係者はこう語る。

「息子同士、母親同士、よき友人関係でした。郁恵さんと淳子さんが同じ番組に出演した際は、息子の部屋の汚さをお互い嘆いていたし、楽屋でも二世タレントの難しさについて語り合っていました。共通の悩みを抱えているからこそ、母子それぞれわかり合える部分が多かったのでしょう。なのに、あんな事件が起きてしまって…。郁恵さん、稽古場で淳子さんと一緒になっても、何と声をかけていいのかわからない様子でした。痛みがわかるがゆえに、軽々しく慰めの言葉をかける訳にはいかなかったのです。渡辺裕太さんもまた同じ気持ちだったと思います」

渡辺裕太が女性セブンに重い口を開いた。この夜、都内の劇場で出演舞台を終えた彼は、記者の問いかけに時折考え、言葉を選びながら丁寧に答えた。

「裕太とは事件以来会っていません。こちらから連絡するのも控えています。今どこにいるとか、その辺りはぼくもわからないんです」

（中略）

――高畑裕太さんの今後について、支えになるつもりはありますか？

「う～ん…。芸能界に復帰するという話になれば、ぼくは応援しません。今回の一件、どんなことが起きていたのかぼくは詳しく知りませんが、決して褒められた行為でないことは事実ですから。ただ、この感情は伝えるのが難しいのですが、ぼくの彼に対する気持ちは事件前と変わらないんです。彼のやったことを擁護するつもりはないけど、昔も今もこれからも、ぼくは彼の友人でありたい」

（女性セブンの記事から引用）

「決して褒められた行為ではない」と表現した渡辺雄太を咎めても仕方がないのでスルーしますが、芸能界関係者の事件に対する印象、感覚というのは「交通事故のようなもの」程度の認識なのかもしれません（高畑雄太だけが悪かったのではなく、相手の側にも問題があった…という）

高畑裕太を心の内では擁護し、庇っている芸能界関係者が少なくない数存在しており、「いずれは何らかの形で（芸能界へ）復帰させてやりたい」との思惑が根底にあるのでしょう

将来、俳優として表舞台に立つ形であるのか、裏方として劇団運営にかかわるのかはともかく

高畑淳子の幅広い人脈があり、復帰に関して相談を受けたり、あれこれ助言する人が多いからこそ、「復帰説」が繰り返し取沙汰されるのかもしれません

それはともかく、記事の中にある「近く精神修行のために四国のお遍路をさせる予定」との部分には噴き出してしまいました

四国のお遍路を「禊の旅」と勘違いしているのではないでしょうか？

巡礼をしたからといって、生まれ変わったりはしません。高畑裕太が真人間になって帰ってくる…などという話にはならないのです

しかし、高畑淳子は息子が真人間になって帰ってくると信じ、期待しているからこそ、「お遍路」なのだと思われます

高畑裕太はそうとは受け止めず、「ちっ、たりーな。やってらんねえぜ」とほざきつつ、四国の風俗店８８か所を巡り歩く旅をするような気がします

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